概ね曇り、ときおり微雨。24℃～29℃、78％。だいぶ涼しくなったが、湿度高し。
最近、清朝末期の買弁の事績を調べている。本質的には国を売っているんだけど、彼らのなかでは一応合理的な理由があるんだよね。ふしぎなことだが、人間って自分を合理化しないと生きていけない生き物なんだ。
魂とは：物理とのせめぎ合い。
物理的実態からは離れて、魂は天から降りてきて心の中に入るのか？神仏を信じたり、死後の世界を信じるのは、無意識的にはせよ、この考え方を支持していると思います。
残念ながら、狭隘な物理主義に毒されると、こふいふ考え方を受け付けなくなりまふ。だってココロが物質に支配されてるのが見え見えなんだもーん。イロエロな脳内ブッシツが精神をコントロールしているのは、アルコールを飲めばミエミエだすぅ。抑制が外れちゃうんすね。内視鏡検査で麻酔を打つと、得も言われぬ多幸感に満たされて今ここに存在するだけでしやわせ♪ってな気持ちになるそーです。
イロエロな生物の攻撃性とか共感性なども、みんな遺伝的な性質によるタンパク質に影響されると言ふ。親和的な犬と攻撃的な狼の遺伝的な差異は、共感的なウィリアムズ症候群の遺伝子差と同一だと言ふ。つまり性格も物質により左右されているんですね。
つうような事実を見るにつけ、魂はやはし脳内の物理的な現象であるという確信が高まってきまふ。そいで、物理的な現象となると、そこには最早人間と他の生物の境界ってのはあーりまへん。すべての生物は、おんなじブッシツででけてるんすから。
だから微生物にも意識の原型はあるし、植物にも外界を感知して一喜一憂する感性があると。その差異は質的なものと言うよりも、量的なものに過ぎません。てな理路がディープエコロジーの基礎になってるんすよ。人間だけが偉いんじゃないっ！すべての生きとし生きるものは、この地上において同等の権利を保有してるんであーる！
でも、自然界は生存競争ですから、このような見解はある種の神の視点と言えるでしょうね？それぞれの生物は、それぞれ全力を尽くして生き抜こうとしてまふ。その中でこんなに余裕をかましてて良いのだろうか？でも、それが大脳を発達させて地上を席巻した人類に負わされた責務じゃナインでしょうか？ﾎﾑﾎﾑ
