12月22日(日)冬至にはカボチャを食べてゆず湯に入る也

 快晴。6℃〜11℃、41%。北風ややつよし。慣れってのはおとろしいもんで寒さにもだいぶ慣れてきますた。




 共生とは:

 現代を生きるキーワードは「共生」だとおもて大分前から関心を持っていまふ。主にバイオの方面から分析してましたが、生態系を媒介として日本古来の宗教にも興味を持ちました。そこで今日は「共生思想としての神仏習合」というシンポジウムにゆってきますただ。

 神道って言ふと日本古来からの自然と融合した多神教という通念ですが、じつは変転極まりない歴史があるんだすぅ。土地神や部族信仰を習合しイロエロな名前を持った氏神がまず仏教の洗礼を受け道教とも習合し。それが中世の混乱の後吉田神道に統一された。その後江戸期の共存を経て明治の廃仏毀釈国家神道の統一に至ると。これは西欧の一元論に対抗しての措置。しかしこれが戦争への道をまっしぐらに作りだしたのは良く知られるところ。民間神道天理教大本教は弾圧にさらされますただ。


 しかして現代は増々重要性を増してきた自然環境の保護と共に、昔からの多様性を基盤とした新たな神仏習合が立ち上がってきたフェーズです。徒に政治経済に飲み込まれない、日本の風土に適した神道を再構築すべく寛容と多様性を核とした神道の理論化が始まりますた。4つのプレートの合流するところ、4つの海流が取り囲む豊かな漁場、亜熱帯・温帯・寒帯の織り成すモザイク模様の自然林、など風土にマッチした本来の神道儒教道教・仏教・キリスト教まで全ての宗教を習合する土台が、既に古代からあったのであーる!

 
 宗教を言葉で語る無理は承知で敢えて問えば、今最も必要なのは日本の伝統、美術、芸能、文学、工芸、生活、祭り、など全てを語るには神仏習合の歴史を知らずんば、何も説明できないのであーる!国家の手(靖国?)から神道を取り戻して自然に回帰しようではないかっ!これが真の共生なーり。



 とかのアジ演説に洗脳されたる一日ですたぁ。しかしこういう洗脳って気持ちがエエかも♪国家神道って高々百数十年の話しだもんねぇ。プププ