12月21日(土)ネットで変な学会中継を見る

 一転快晴。富士山からツカイスリーまで丸見え。3℃〜10℃。早朝はかなーりさぶいだすぅ。




 2時半から「ニコニコ学会セミナー」つうのを見ている。〜生命の境界〜「過剰性が創り出す構造と力」など。後半は雲古研究家なんかも現れてた。食事の用意を除いてはズーっと見てたが、これは日本のTEDに成り得るな。ニコ動で見ている分にはタダですがライブで見るには5万円もするんだす。タハハ



 巨大科学からビッグデータ・アナリシスまで過剰なデータに埋もれて、シンプルな理論では歯が立たなくなりつつありまふ。なんか分からんけど巨大データを整理してたら原理が見つかったとか。理論なき時代に科学はどー立ち向かうのか。コンピュターのブラックボックスに飲み込まれてしまうのか。しかしそこにこそ生命とか心とかに肉薄でけるプロセスがあるのではないかと、複雑系科学者はゆった。
 そして意図(人為?)を超える構造(プロセス)を媒介として人智を超える真理に肉薄しようとアートに近づく生命科学者。でもホリエモンにかかると「わっかんなーい?」で撃沈の憂き目。まさに愚者、論に負けずの構図なり。ヘロヘロ   しかしどこもかしこも過剰性の氾濫ですから、それへの対処法は遅きに失したかもしれまへん。



 「もやしもん会議」はそれなりにおもすろかった。キノコ学者、キノコ愛好家、キノコ文学者、キノコ写真家、糞茸専門家など多士済々でみんなイイ顔してまする。生と死の媒介者キノコ、有機物たる生命はしむとキノコにより分解され無機物の土に還り、それがまた新たな生命を育てると言ふ循環の要。それには糞が大切な働きを仲介していると、40年間ひたすら野糞をしまくってる自然保護運動家はまさに野生の大学者ですな。今の日本ではアカデミアよりか野にいる学者の方が期待が持てるかも。



 最後のセッションが21時より始まるから、しばし御免蒙りやす。ども。







 ふ〜〜〜、おもすろかった。ニコ動もたまには知的な生中継をするんだなぁ。こりではホントに就職予備校化している大学はいらんかもしれんですぅ。






 臨時理事会が招集されるなり。風雲急を告げるなり。ドハッツ