9月27日(木)しやわせな奴は、決してしやわせとはナンダ?なんて考えまへん(考)

 
 うす曇り、ときおり薄日。18℃/24℃(74%/54%)。北寄りの風ときに強く、小枝折れ散る。今日も白ゴーヤを収穫。だいたいベランダのグリーンカーテンなんて颱風一発で全滅するんだけど、今年は運が良かったのかな?




 しやわせ〜って何だっけ、何だっけ?内閣府の研究会が「幸福度指標」ってのを発表してますた。
http://www5.cao.go.jp/keizai2/koufukudo/shiryou/4shiryou/2.pdf
 幸福のパラドックスから説き起こし、幸福感を判断するときに重視する項目の国民選好度調査から、「経済社会状態」、「心身の健康」、「関係性」の3軸を中心に議論を展開。GDPなどの所得と富の項目は第一軸に含まれてまふが、「人々のつながり」という関係性に主眼が置かれていまふ。勿論「幸福感」ってのは極めて主観的な感情ですが、それでも大きな傾向ってのは存在します。
 「隣の芝生は青い」なんて欧米の比喩は良く分かりませんでしたが、「隣の奴の秋刀魚はデカイ!」なんて社内食堂の比喩なら良く理解できまふ。要するに人と較べてのしやわせ。貧乏でも周りが全部貧乏ならなんつうこたーない。周りがそこそこで自分ちだけ貧乏だとふしやわせ!てなとこがどーしても否めまへん。この辺が格差問題の社会心理学的な問題なんすねィ。でも経済学者はトリクルダウンで、「峰高ければ裾野広し」の例え。釈迦と宮澤賢治は「欲断ちの教え」、マンデビルとケケ中は「欲推進の勧め」。どっちも一理はあるけれど万理は何処にもござりまへん。さて、バイオロジカルにはどっちかな?肉食獣でもやたらに頃して食わんもんねえ。それでも食わなけりゃ氏んじまう。このへんの絶妙なバランスが自然界の掟。なじょして人間ができないわけがあろーか。さて、この後、格差是正人間学的論拠に進むか、国境紛争のアフォらしさに進むか、ちと考えてみよ。しばし御免♪