壁自体に気がつかなければ穴も穿てません

こんばんは。晴れのち雲がでる。肌寒いが綿のような雲が春らしさを帯び
てきた。冬鳥たちはそろそろ北へ帰る季節だなあ。





価値観の違いと言うのはとても大きな壁になりうるな。バカの壁より
高いかも。例えば、性善説性悪説とか。人格と同じように国格という
のがあるとすれば、これは我欲丸出しの国益優先とか言ってると性悪かな。
でも大災害が起こった国を諸国が救援したりするところは性善じみたりも
している。「日本国民は、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
我らの安全と生存を保持しようと決意した。」つう憲法の前提が果たして
現実性のあるものかどーかが問題だ。国民国家つうのは根が悪じゃねー
のかな。そうでなければ自然の中で自足してヒッソリと暮らしてた諸民族
が圧迫され衰退したりしないよね。ま、理想というのも大切ではありま
すが、生物の本性は叩き合いかも。う〜ん、悲観杉かなあ。ケロケロ





社会人とは効率を上げ生産性を高め以って所属する組織の付加価値を
最大化するのが勤めである。と、社会人とはそれぞれの生き甲斐を持ち
その職や趣味を通して自己実現をはかり人格を高めていくものである。
もそれぞれ価値観が違うよね。「社畜!」とか「お荷物!」とかの言い
合いは永遠に続くのでしょうか。






会社も、株主、経営者、従業員、顧客、関連会社、地域、行政など
ステークホルダーによってその使命の見方は異なるのでしょうね。
「利益の出せない会社は罪悪である!」と「従業員を酷使し顧客を騙す
会社は公害である!」とか価値の置き方によって見方は変わるのかな。





そうだ、古いとこでは大石内蔵助は忠義に殉じて偉い、経済官僚の
大野九郎兵衛は卑怯未練の腰抜け侍だ。とかの評価。でも大野は
山一の元社長みたいに家臣の面倒を見ていたのかも知れないよ。
逐電した大野の財産は差し押さえられていたが、討ち入り前に
大石がこれを返却していることから、実は討ち入りの第二部隊であった。
という説もあります。万が一打ち洩らして米沢へ逃げるときに、国境で
襲撃する手筈になっていたとかマジで調べてる郷土史家もいるとか。
実際あの辺に隠れ住んでいたのは確かのようだ。あれ?価値観から
明々後日の方に話が進んでしまったよ。





でも、歴史評価なんて時々の価値観がモロに出て捏造、曲解がざらに
あるような気がする。なにしろ現在起きている事柄だって立場によって
見方が全く正反対なんて起こるのですからね。わたしにとっての事実と
あなたにとっての事実も違うかもしれない相対化の地獄に落っこちそう
ですから、今日はもう、お休みなさい。ってこれから一仕事あるから
今日は早めに。また明日お会いしましょうね。