8月7日(金)良いものは悪いし、悪いものは良いとは。

 夏空の晴れ、夕方雲出る。28℃〜37℃、56%。今日も猛暑日なり。東京都心で連続8日は新記録?夜に入っても30℃を超えてまふ。今日は水泳20本。大分耐久力が付いてきた。





 

 効率は短期的な適応である:

 大は小を兼ねるとか、大きいものはイイように見えまふ。スーパーマーケットとか大農法とか大企業とか、「でっかいわぁ!」つうのがイイのは多々ありますねぇ。すかすだすな、これらは短期的に効率を上げて、それ自体は儲かりますが、周りを食い散らかして社会的には害悪を及ぼすことが良くありますんや。例えばスーパーは街の小商いをシャッター街化して地域社会に打撃をあたえます。大農法は里山や水田を破壊して生態系を壊します。大企業は公害や糞食決算や中小企業収奪、はたまた巧妙な脱税や補助金で不公平な社会を齎します。短期的な効率の良さが、中期的には社会にダメージを与えるんですね。これは「共有地の悲劇」の現代版と言っても過言ではないでしょう。

 教育界でも、大教室での一方向授業やネット配信は一見効率は良いですが、少人数でお互いに人間的な交流をしながら人格を高め合う適塾松下村塾のような人間は作れません。効率と質は相反することが多いです。昔は紙と鉛筆でシコシコ研究していたような分野でも、今ではラージデータの世界が迫ってきました。コンピュータで自動解析し結果は得られますが、そのプロセスはブラックボックス化して分から無くなりまふよと。何事も裏腹ですねィ?こう考えれれば喧嘩も無くなるんすが、「これっきゃなーい!これが正解なんじゃい!」と視野狭窄に陥ると、そこらじゅうで喧嘩が始まりますよ。特に経済学の分野では少し考えが違っただけでも人格否定を含めた罵りあいが多いような希ガス。確証少なき分野では、言い張りんぼと断言しか無いノンかな?端で見てると白けるけど、本人たちは仁義なき闘いかよ。ショボーン


 ちょっつ効率とはちげーけど、寿命延長つうのは個人にとってはイイけれど(ま、健康寿命という意味ではですが)、集団的に見れば世代のお荷物になるは、種の進化速度が遅くなるはで、あんましいくないどっと。価値観の時間軸上での重みづけってのが、極めて大切な所以ですぅ。多くの紛争は、双方の時間軸の見方の差ってのがあるような希ガスる。