ウソとホントのはざま


こんばんは。晴れもち曇り、ややさむ。鏡開き。
小豆を煮て餅を開いて*1ブッ込んだ。辛党の俺は塩と砂糖少々の味付け。


小豆の赤い色はアントシアニンつう抗酸化物質で長生きの妙薬とか。
黒(ゴマ)や紫(なす)にもイッパイ含まれているようだ。
だいたい生物が老化するのは活性酸素で酸化してサビついちまうのが原因
と言われとりますです。普通にユックリと酸化されてけば大体125歳
までは生きられるらすい。しかしイロエロな汚染物質とか肥満、ストレスで
加速され寿命を短くしているとか。



各種ビタミンやギャバDHAクエン酸、カロテン、カテキンとかが
抗酸化酵素を活性化してサビを防ぐから健康に良いとかいわれてますね。
それで最近、日本食が見直されたり胡麻、豆、魚、蕎麦、お茶とかが健康
に良いとかいってTVなんかでもやってます。また長寿村を調べると
海草ばかり食ってるとか魚や豆、或いは豚を食べてるとか、それらの
村全部の商材を集めて本を出したりTVで受けたりします。



でも、これらは星座占いみたいに当たっていると言えばあたってるし
根拠があるかといえば確定的なものはなーい。漢方薬のほうがまだ五千年
の知恵とかいえるかも。ま、宗教のようなものですね。信じるものは
掬われる、とか。でも、新聞やTVが宗教に肩入れしちゃあアカン罠。



で、俺?俺は信じて胡麻もトーフもナットウもお魚も食べてますよ。
「いわしの頭も信心から」とかいわれてますし、なによりも信教の自由
ですからねぇ。でも、こういうのに悪乗りして儲けるつうのはどーかと
思いますです。薬の治験みたいに完全な因果関係の立証はムリにしても、
疫学的な効果データくらいは明らかにして頂きたいとは思いますね。



「体がだんだんサビていく」というショッキングな表現にもインパクトは
ありますが、活性酸素は必ずしも老化に対して悪玉ではないつう論文も
あるから、やっぱし血液型性格診断くらいに受け取っておけば良いのかな。
でも、俺は血液型診断もけっこう信じてるんですよ。何?0型、スケベ
じゃん、プ。とか。いや、よく当たるんですよ。って、人間スケベで
なけりゃ人類残らんじゃないの。ホゲー、ではでは。

*1:語源辞典をみたら割るというと悪いらしい。なんか日本語ってこういうのが多いな。喜コンブとか。そういえばコンブが不作らすいね。