7月15日(水)お盆、中元。コロナのポストトゥルース。

 終日煙雨しとしと。22℃~19℃、94%。小糠雨に降り込められて閑居す。涼しいがむしむし、夜に入って少しさぶし。

 

 コロナ異聞:

 コロナが普通の(普通ってなんだ?)インフルエンザと違って恐ろしいところは、後遺症が酷いってとこですね。これにはイロエロな説がありますが、発症者の8割に60日後まで症状が残っているとゆわれます。一方怖くないところは、感染者の捕捉率にもよりますが20%~50%は無症状だとゆわれます。インフルみたいにうつりやすいが重症化するとか、色んなところに両面性を持っているところが厄介なウィルスの所以です。

 ある村にコロナ感染者が100人いたとすると:

死亡・・・・・・ 1人

回復・・・・・・64人

 無症状・・・・20人

 軽症・・・・・44人

後遺症・・・・・35人

 心臓疾患・・・18人

 肺疾患・・・・10人

 脳卒中・・・・ 3人

 筋肉障害・・・ 2人

 脳障害・・・・ 2人

てな、ホンマでっか?データもありました。感染者を完全捕捉できれば無症状者の比率はかなり上がるでしょうし、その村に老人が多ければ死亡者の比率が上がるでしょう。でも完治しないで、後遺症が生涯残るってけっこう嫌ですよね。ゾワゾワ

 

 

7月14日(火)失敗の哲学。

 雨ときどき曇り、夕方少し晴れ間。21℃~24℃、93%。気温は低いが湿度高し。

 

 私、失敗しないので:ドクターX

 TVドラマで流行った言葉ですが、これには2種類あります。良いほうのは、小さな失敗をたくさん重ねてきて、それらを反省し修正して大きな失敗はやらなくなったという失敗経験を生かすやり方です。悪い方のは、失敗を認めないで他のせいにすることです。これでは反省も成長もなく、永遠に失敗し続けてしかもそれを認めないと。

 後者は官僚あるいは官僚的な人などに多いタイプです。言い訳して失敗を認めない内に、自らを無謬であると思い込むようになり、自分が失敗していないのだから相手が悪いのだと信じるようになります。不祥事を起こした警察幹部が「我々は適宜、適法、適確に対処しているから、何の問題もありません。」なんて言い張る図はよく見かけます。警察官僚が多かった官邸でも、その長は「全く問題ない」、「その指摘は全く当たらない」などのスガ語を流行らせましたが、なぜ問題ないのかの理由は全く言いません。

 似たようなのはテクノクラート独裁の社会主義国でも良く見かけました。その後裔である中国や北朝鮮も誤りを認めませんねぇ。「党は無謬である!」というのが無駄に長く君臨する信念になっております。

 ともあれ人間は「失敗する動物」ですから、無謬なんてことはぜってーあーりまへん!素直に失敗を認め反省して次に生かすに如かず♪失敗から生じた科学的発見なんて山ほどありますからねィ。失敗は宝の山なんす。官僚さんは宝の山を無視する無欲な人々とも言えるのかな?タハハ(この項続くかも)

 

 

7月13日(月)なじかは知らねど、こころ侘びて。

 薄曇りときどき陽射し、夕方から雨。19℃~25℃、75%。11600歩。涼すい♪

 

 法律は死んだ:

 法律はちゃんとあっても皆が守らないと、そのうち何でもありになって取り締まれなくなるのを「法律は死んだ」と称する。10年前に書いたエントリ:順法精神https://tamamusi.hatenadiary.jp/entry/20100207/1265524257

にあるように、公職選挙法は空文化しつつありますね。ついでに贈収賄も普遍化して最早取り締まれないと。マージャン賭博もそーかな?強固な堤防もアリの一穴で崩れるとか。現政権になってから、順法精神が崩れつつあります。そして法治が放置されると人治に至り、独裁政治が始まるんであーる。ザンネン

 社会心理学とか行動経済学とか、大衆心理の研究が進むと、それを社会に役立てるのではなくして、民を操る方向で使おうとする誘惑が出てきます。悪魔に魂を売れば、これはかなーり強力な政権維持手段になり得ます。電通10訓ぢゃないけど、無意識下で操られた大衆は自らは意識しないで行動をコントロールされちまうんすね。こういうのは義務教育でおせーるべきだと思います。自覚していれば、無意識下で操られる度合いも少しは減ろうってもんだす。道徳教育なんてやってる場合じゃないぜよ。

 今の時代精神ってのは「無恥が最強」ってなもんで、嘘がばれても開き直り、理屈と膏薬はどこへでもつくし、責任はあるだけで誰も取らないし、公文書改竄した者が昇進するし、上級市民は何をやっても捕まらないし、まさにはっきりと申し上げて、モラル崩壊の極地ではなかろーか?

 つうことは表面的な事象にて、ほんとに破壊的なのはわけの分からないことを口走って、日本語の言語機能を破壊したことではなかろーか?こりは日本文化の根幹に関わる永代の重大犯罪であーる。

 

 

7月12日(日)蓮始華、ハスの花が咲き始める頃。ハウツーは何となく小賢しい。

 薄曇りときどき薄晴れ。25℃~32.5℃、64%。4500歩。不忍池のハスも咲いたかな?

 

 立ち読みシリーズ:

 本屋で立ち読み。ハウツー本は時代を反映してますね。コロナでいらいらしている人が増えたせいか、感情コントロール本が増えてます。「怒らない○○(コツ、技術、脳、・・・)」とかイロエロありました。極意は一息ついて自分を客観視することです。でも、時には怒ることも必要かな?ため込むと爆発しますから。

 あと目立ったもの:「長生きしたければ~」とか「~だけダイエット」とか「~が日本を滅ぼす」とか「9割は~、~が9割」とかの9割本もけっこうありました。「速歩で糖尿病の9割は治る」とか「話し方が9割」「伝え方が9割」「見た目が9割」とか「9割はアポで決まる」「9割は右脳で決まる」「9割は声で決まる」とかぎょーさんおまっせえ!

 でも、なんで9割なんすかねぇ?10割だと嘘くさいし、8割だと効果低減でインパクトが無いから?いずれにせよ題名見ただけでウソ臭いから買う気になれまへん。どもども。

7月11日(土)民を操ろうとする志向に抗して。

 概ね曇りときどき雨ときおり晴れ間。25℃~31℃、72%。8000歩強。湿った真夏日

 

 自由と統制:

 治安維持は重要な社会安定施策ですが、それによって自由を制限すると副作用が出てきます。戦前戦中の治安維持法も国民が一体となり外国と戦うとして異論が抑制されました。その為に統制経済を採り生活物資の配給が行われました。国の言う通りにしないと生きていけない仕組みになったのです。

 批判的な言動をすれば直ちに憲兵特高により拘束、拷問されました。今回の香港版治安維持法は自由な香港を消滅させ、金の卵を産まなくするでしょう。って、それだけ党が自由言論を恐れているのは、自由経済に伴う(上海など)自由思想リスクが顕在しているのかもね?ゾワゾワ

 計画経済と自由市場の戦いでは、一応市場主義が勝ったとされちょりもす。計画経済はテクノクラート独裁を生み、経済活動全般が不自由になったためです。日本も政府と官僚がもたれ合いながら、官僚が強くなり「金は出すが口は出さない」という大らかで自由な風潮から、「金は絞って口は出す、という選択と集中」に政策が向かって、全てがじり貧になりました。人知というか官僚の計画や査定には限界があるからです。計画経済の失敗は笑うのに、自分たちもまったく同じことをしているのに、気がつきません。

 治安は大切、計画は大切というのは言うを待ちません。がっ、価値観が一方向に偏りバランスを崩すと、大切なものを失うリスクもまた大きくなるのです。(玉虫のバランス思考より)

7月10日(金)陽射しが少ないと野菜が高騰する?

 曇りときどき雨。23℃~28℃、79%。南の風やや強し。同じような天候が続いてます。

 

 オンライン飲み会:

 最近恒例になった飲み会をZoomで実施した。約4名で1時間、わだすは缶ビール1本を消費しる。近況と今後の予想など。コロナのしつこさを想うと、やはしシステマチックに対応しなけりゃならんつう意見多し。飲食店もデリバリーを常態化するような工夫が必要か?江戸の飲食店は、寿司でも蕎麦でも屋台と出前から始まりましたからねィ。

 先頃の都知事選も女帝の圧勝でしたが、こりも日本人のマジョリティ志向が一因か?選挙戦が始まらない内から小池さんの断トツリードを打ち出したマスコミの仕業が全てでした。日本人はメジャーに加担するのに敏感で、これが全ての行動原理になってます。事大主義というか体制順応だと考えなくっていいから、とても楽なんですぅ。マイノリティは何かと理由を聞かれるから面倒くさいと。

 銭湯は当分行けないから、車でどこか空いている温泉に行こうとの提案があったが、都内ナンバーの車は肩身が狭いからと様子見になった。次回もまたオンラインになりそう。今度は風呂に浸かって中継しようかな?

7月9日(木)コロナのもぐら叩きとは:

 曇りときどき雨。23℃~26℃、80%。7600歩。湿度高し。

 

 あちゃー、200人超えちゃったよ:

 とか一喜一憂しているのはマスメディアとそれに踊らされている人だけです。何しろ新コロナ感染者の発表が恣意的で昼頃発表したり夕方発表したりして、1日の感染者としては当てになりません。現に7月8日は75人で7月9日は224人なんて、日ごとのデータとしては意味なーし!オリンピック延期発表前後や緊急事態解除前後の数字を見ればこれは歴然!何よりも真の感染者は検査で検出された人数の何倍もいるのですから、検査実施数に左右されるのは理の当然です。現に都知事は「検査数を増やしたから感染者が多く見えるだけです。」と言ってます。この言明を逆に言えば「検査数を押さえれば感染者は少なく見えます。」になります。まさにはっきりと申し上げてオリンピック延期発表前の状態ですね。ま、しかし検査数をちょっと増やしただけで街中には、不顕性感染者(保菌者だがピンピンしている人)がうようよいると分かったわけですから(自分を含めて?)、人にうつさず、人からうつらずの行動がますます大切になるでしょう。それにしても国を挙げての検査体制つうのはいつでけるんでしょうね?武漢台北なら1000万人くらいの検査は、あっという間に朝飯前さ。国力というよりは指導層の頭の差を感じる今日この頃。隠ぺい・改ざんには有能さを発揮できるのにね。ちとおつむを使う方向性が違うのかな?ね、新財務次官殿。