7月8日(水)温風至る、暑気に入る頃。時事三題。

 朝のうち雨、のち曇り、夕方陽射し。25℃~28.5℃、73%。南風強し。最近このパターンの天気が多いです。小暑の次は大暑で、その次はもう秋が立ちます。速いです。

 

 立ち読みシリーズ:

 久しぶりに本屋で立ち読みしてたら、コロナ後の経済予想が載ってました。V字回復とかL字で下がったまんまとか。おもすろいのは、「く型」ってのがあって、一部は斜め上に上昇し他の一部は斜め下に下降するという予測です。こりは株とか債権とかビットコインとかの金融資産は上昇し、実物経済はデフレで下降するってな予測です。ヴァーチャルとリアルの乖離は経済の分野で加速されそうです。

 

 WHO:誰だっ?

 WHO are you?WHOが「空気感染の可能性があるかもしれない」なんて脅しを掛けました。可能性で言えばほとんどの事象に可能性があります。問題はその頻度とか確率で、小さな可能性なら、人間社会では「それは問題ない」と称します。「なぬ、隕石に当たる可能性?ないとは言えませんね。」つうようなニュアンスで、国際機関がいっちゃあかんでしょ。わだすが聞いてた範囲では「エアゾル感染は極端なケースでは無いとは言えないが、大きく問題にするレベルではない。」というようなものでした。「可能性がある/ない」ではなくして、起きうるケースと頻度をちゃんと調べてから発表してほすいだす。ども。

 

 願望の落とし穴:

 子供たちの七夕のお願いは天に聞き届けられたかな?コロナが早く無くなるといいね♪とはいえ為政者たちが願望で動くとろくなことは無い。起こりうる事態を冷静に分析し、最悪の事態に基づいて計画を立てるのがコンティンジェンシープランです。願望だけに基づいていると、そのうちに現実を非難し始めますよ。こんなのは事実じゃなーい!とか、フェイクニュース!とか叫ぶようになると、これはもう重症です。T閣下の言動が極めて憂慮されます。引き続いてスネオ閣下も心配です。ほんとにオリムピックが出来ると思てるのかなぁ?それとも単なる願望に過ぎないのかなぁ?まことに疑問に存じまふ。

7月7日(火)小暑、七夕。あなたの世界は灰色ですか?それとも意味(色?)で溢れてますか?

 曇りときどきパラパラ。25℃~29℃、78%。南風やや強し。雨雲がかすって過ぎた。

 七夕の頃はだいたい天気が悪くて織姫と牽牛は会えません。梅雨だから当たり前かな?

 

 意味と無意味の狭間:分かるとは。

 わっかんな~い!意味な~し。ナーンセンス!良く分かりました。分からないことが理解できた。ヘウレーカ!はたと膝を打つ。この抽象画分かりません。このノイズ音楽って意味あんの?どうしても文意が掴めない。体でナットク!舌で理解できた。

 意味とは何か?無意味とはなにか?こりは哲学的な課題ですね。意味論なんかやってても意味あるの?とか言われそうです。意味とは価値であり、価値は美によって支えられ、その美というのは主観の産物であーる!とかゆってる人もいました。つうことは意味って主観的なのかな?

 最近は数学の証明も自明性からは大分離れて来て、ABC予想の証明なんて世界中の数学者が数年かけてようやく分かったとか。でも分かった人はそんなに多くないです。ましてや一般人は逆立ちしても分からないでしょう。ただ学会とか大御所の権威にすがって、「あの難問が証明されたらしいぞ。すごいね!」とか分かったような、分からないような?専門家でもない限り世の中の事はみんなこのような調子です。専門家だって細分化された専門分野以外は素人ですから、すべての人は権威にすがって分かった積りなんですぅ。

 頭を絞りつくして、脂汗を流しながらうんうん考えて、ふとした拍子に「分かった」というクオリアが脳の深部から湧き上がってくる。このときに「ヘウレーカ!」と叫ぶらしい。でも、ホントは分かってなかったということだって起こりえます。だからアーナンダよ、「分かった」ってナンダ?これはそーゆー気持ちになるだけか?いやいやそがいなことは有りえない。そんなことなら科学技術の発展などありえませーん。人間は合理化する動物ですから、本性的に「理に嵌った」という感性、直観を持ってるんすね。

 でもそこに価値観が介在すると、意味に色を付けたりいたします。益虫とか害虫なんて典型的ですね。虫自体は良くも悪くもなくしてただ単に価値観フリーで存在してるだけなんす。ノイズとかシグナルというのも同じようなものかな?意味があると思ったものがシグナルで、自分にとって無意味に感じるのがノイズなんすね。このような色付けは、あらゆる対象に渡っております。

 つうようなことで、意味自体を考えることはまことに興味深いが、実はあんまし意味が無かったりして。セマンティックスとシンタックスって今後AIの分野でもけっこう重要かも。機械は意味を把握できるのか?はたまた把握できた振りをするだけか?なーんてね。これを考えると、いつもぐだぐだに長くなるから、ではこの辺で。はいさようなら。

 

 

 

7月6日(月)ラーメンばかりが麺ぢゃない。

 朝のうち雨残るも概ね曇りときどきぽつりぽつり。23℃~27℃、76%。南の風強し。おつむが痛い、後頭部の首の付け根当たりがズキズキ。熱は無い。

 

 人類は麺類:

 最近は麺類ばっかし食べてます。食欲が無くても簡単にするするはいちゃうから、夏にはとても便利です(いや冬でも鍋焼きうどんなどあつあつは旨いですが)。

 夏にあつーいラーメンを食べるのもいいですが、なんといって冷たいものがいいですね。冷やし中華なんかは定番で、冷やしトマトラーメンってのも夏季限定で売り出されてます。冷やしトマトソーメンってのもよくやります。これはトマトを卸したのを汁にまぜて食べます。具はキュウリ、セロリ、ミニトマト、ナルト、鶏むね肉をほぐしたものなんかが多いです。

 流水麺てのも便利で、水でささっとほぐすだけですぐ食べれる便利さよ♪最近それにひきわり納豆と大葉を刻んだのと梅肉とサラダ用むね肉を混ぜて蕎麦の上に乗せて、ニンベンつゆの素を薄めて掛けたのに凝ってます。あとモリでもカケでもあっという間に出来るから時間がないときは便利です。ソーメンも2分くらいで茹でれるから良く食べます。これも冷たくても、暖かいつゆで食べても(にゅーめん?)美味しいです。具はお好みで何でもいいです。良く食べるのは油揚げと青梗菜とゆで卵です。北京にいたときは、ほとんど毎日こればっかし食べてましただ。

 ラーメンは外食よりも、有名店のスープの素つき生ラーメンを茹でて作るのが多いです。チャーシューも肉屋から買ってきます。定番はきざみ葱、メンマ、ナルト、ノリ、ほーれんそーになります。ときどきコーンや茹でたもやしを載せることもあります。何しろ市販の種類が多いから飽きません。あと、パスタ類はほとんど冷凍を買ってきて解凍して食べますが、これも最近は種類が豊富で飽きません。あ、忘れていたけど焼きそばもけっこうやりますね。肉や野菜やあるものすべてぶっこんで。

 てな具合に麺類には季節によらず大変お世話になってまーす♪麺類を発明した人には足を向けて寝れませんです。どもどもどんも。

 

 

7月5日(日)満月、大潮。お星さまに祈る子供のお願い。

 曇りときどき雨、夕方陽が差す。23℃~28℃、73%。南風やや強し。7500歩。

 

 七夕飾り:

 いつの間にか笹の葉さらさらに短冊ひらひらが管理室の脇に飾ってありました。

子供たちのお願い:

・早くコロナがなくなりますように。

・おじいちゃんおばあちゃんにあえますように。

・あたまがよくなりたい。

・家族が健康でありますように。

・走るのがはやくなりたい。

・ともだちとあいたい。

・あたらしい友達となかよくなれますように。

・けんきゅうしゃになりたい。

・勉強ができますように。

・カブトムシになれますように♪

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    ・

 子供たちの望みはたくさんありますが、やはしコロナの影響が出てますね。最後のは思わず笑っちゃいました♪子供は大好きなものに自分を投影しますのだ。

 

7月4日(土)つゆらすい天候。世の中、いいとこ取りって難しいですが。

 朝のうち雨残るも概ね曇り。降りそうで降らなかった。20℃~28℃、69%。南西風強し。室内に籠っていると、蒸し暑いことは蒸し暑い。

 

 公営と民営との相克:パンデミックへの対応について。

 公共財や社会資本というのがあって交通網やネットなど、社会のインフラ的なものやサービスを指しますが、公営は効率が悪いとして民営化が図られることがあります。郵政や鉄道の民営化などがそうですね。これが人々を育て支える重要な公共財である教育や医療の分野にも入りつつあります。

 民営化されると市場競争下の利益志向になりますから、効率は上がるかも知れませんが、儲からないものはやらず社会へのサービスが減ります。水道などの民営化をやって質が落ち公営に戻した例が海外では多々あります。教育や医療に利益を持ち込むと、その本来の人を育て助けるというサービスが疎かになったりします。

 今回のコロナ禍では、そうした利益絶対主義、効率主義が負の方向に働いたことは否めません。でも親方日の丸で前例のないことはやらないお役所仕事の悪い面も出ていました。支援金配布や検査数、罹患人数の統計などの効率の悪さは目を覆うばかりでした。また空きベッドや医療設備の効率化を図って余裕を無くしたため、一時は医療崩壊寸前までに至りました。

 公営、民営の悪いところだけが噴出した状況です。では両方の良いところを合わせるにはどーしたら良いのか?これは第2波を迎えるにあたって、現在の喫緊の課題です。利益志向、効率志向ではなく効率を上げるという語義矛盾した目標に挑戦しなくてはならないからです。

 ここに最適な例がありました。パンデミックに対応する中において、公営主導でしかも効率を上げた例がWHOから拒否された台湾です。公僕の中の公僕を目指しつつ、最新デジタル技術で武装して、前例に捉われないスピード感を持ってコロナの第1波終息に成果を上げました。トップの強い意志と最先端の人材登用が要となりますが、日本もやろうと思えばできないことはありません。ポピュリズムに陥って、いたずらに民の人気を取ることだけが民主主義ではありませんです。どもども。

 

 

 

 

7月3日(金)足元を見ずに願望のみで走り出すと必ず転びます。

 概ね曇り、一時薄日、夕方から雨。23℃~29℃、63%。10500歩。

 

 コロナ備忘:COVID-19のやっかいなところ。

 今日の東京は新規感染者124人と増え続けております。夏場に入って再燃の兆しあり。インフルエンザと違って冬季に流行る季節性はなさそうです。現在までに分かっていることを備忘するなり。

 インフルは上気道粘膜感染なので肺炎に至ることはまれですが、SARSは上気道から肺で増殖し重症化した。COVID-19は肺で増え重篤化すると共に腸など消化管でも増えるので不顕性が多くなる。唾液から食品に着いても感染するので季節性が薄いと言えます。また飲み会や会食で唾液が飛ぶと感染が拡がりやすいと言えるです。

 インフルもSARSもCOVID-19もRNAウィルスなので変異が激しく、免疫獲得が難しい原因と言えます。それゆえ、必然的にワクチンによる免疫獲得も難しいと言えます。「溺れる者は藁をも掴む」の例えのように、各国政府はコロナワクチンに血道を上げておりますが、願望と現実は厳然と区別しないとアブハチ取らず。

 ワクチンで抗体を作ることはできますが、その抗体が必ずしも疫を免ずる(免疫)とは限りません。特にウィルスの変異が激しかったりすると、ADE(Antibody Dependent Enhancement)という現象が生じて、却って症状を強めて悪化してしまうとか。自然免疫はイロエロな抗原に対してイロエロな抗体を作って総合的に免疫しますが、ワクチンはターゲットの抗原に合わせた抗体を大量に作るので、外れると上記の副作用を生じます。

 鍵と鍵穴という単純モデルから脱し、高次構造を複合的に抑えるという、洗練された手法が要求されます。これは時間が掛かります。「急がば回れ(緊急の時こそ丁寧に!)」という冷静かつ科学的な態度が今こそ必要な時はないでしょう。現実を直視しないで願望だけに基づいた施策はろくな結果をもたらさなかった、というのは歴史的事実です。ども。

7月2日(木)ばらつきは世界の現実なれど、我が暮らし楽にならざり、ぢっと手を見る。

 晴ればれ。22℃~31℃、50%。真夏日復活す。あちゅい!南寄りの風やや強し。

 

 1対99とは:足すと100なんだけどね。

 アメリカの1日の感染者数が5万人を超え、このまま推移すれば10万人に達するだろうと言われてます。これは経済を優先させたための自粛解除が原因だとゆわれてまふ。でも、コロナに罹って氏むのは貧乏で保険に入れない人が多いとゆわれます。コロナも金持ちを優遇するのかっ!

 アメリカは金融資本主義社会であり金が金を生み、金持ちが増々金持ちになる構造で格差が大きくなり、1%の金持ちと99%の貧乏人で出来ているとかゆわれます。すなわち1%の富裕層の保有資産が99%の貧困層保有資産を上回っていると。ま、こりが富は富に集まるっつう金融資本主義の本質なんすね。

 民主主義でピープル主権で、ピープルのピープルによるピープルのための政府のはずなのに、なんでこういう構図がいつまでも続いているのか?宇宙人が地球人を客観的に観察すれば、たぶん不思議に思うでしょう。ぼくだって不思議なくらいですから。民主主義はなんでも多数決で決めれるとすれば、なんで99%のピープルがたった1%の金持ちを支持しなけりゃならんのか?こりはマゾとしか解釈でけまへんでぇ。

 とは言え、こりが人間世界の現実ですから、何らかの合理的な理由があるに違いない。選挙のシステムとか、大衆心理の誘導とか、アメリカンドリームの副作用とか、集団催眠術の成果とか、あるいは現代マーケティング潜在的な力なのか?たぶん原因は複合的で、そがいに単純に分かるものではないとしても、この非常識な現実をも認識できないとしたら、人間って幻を見て生きる者と断じざるを得ませんね。ザンネン(この項、折に触れて考察するかも???)