7月21日(日)満月。心頭を滅却すれば、欲望も減るのかな?

 時々もくもく雲が立つ白っぽい晴れ。24.6℃~34.6℃、54%。4500歩。もうちょいで熱帯夜もうちょいで猛暑日の単なる真夏日。でもあちゅい!

 昨夜0時前後にゲリラ雷雨があり、一時BSが映らなくなった。

 

 欲望の世紀とは:

 こりは資本主義が経済を席巻している今世紀の現状を示す言葉です。資本主義は欲望なしには成り立ちません。すなわち購買意欲(物欲?)ですね。

 この物欲というのは、精神生活の充実を目指すあらゆる宗教で、とてもいけないものとされています。すなわち精神の充実を目指すなら、清貧でなくてはいかーん!とされます。

 だがしかし、みんなが清貧になってしもたら需要が盛り上がらずに、経済は尻すぼみになってしまいまふ。資本主義下の経済成長の要は需要増加に他なりません。それで電通などは人々の欲望を煽って、要りもしない商品を魅力的に見せて押し込みます。

 んで現今の日本経済の不調は、この需要不足による超長期デフレだとゆわれてまふ。こりは非正規社員を増やして賃金を押さえたことも原因の一つだとゆわれてますが、その根源には超高齢化社会がありまふ。

 そもそも歳を取って来ると物欲が衰えてきて、よほどの肉食系でないとがんがん消費しません。ファッションとかブランドにも関心が無くなるし、食べ物も脂っこいものは避けて、納豆と目刺しと海苔くらいでいいんだすぅ。何しろ代謝自体が衰えてきますから、普通に食べてても太ってきまふよ。

 つーことで、年代構成に合わせれば成長ばかりではなく、もっと落ち着いた成熟をめざすべきなんすね。今はたまたま人口調整の過程にありますが、あと50年もして第二次団塊の世代がフェードアウトしてくれば、人口構成も落ち着いてきますから、その時をターゲットとしたまともな政策が、今から望まれるわけです。

 がっ、今の政府は残念ながら超近視眼で、半年先しか見えませんから、50年先なんて霧の彼方の幻みたいなもんなんだろうな?ザンネンナガラ、トホホノホ