10月4日(金)言語そのものが既に先入観であーる。

 朝一時雨のち概ね曇り、昼から時々晴れ間。22.3℃~30.4℃、63%。2200歩。南風強し。10月にして真夏日なり。

 都の新型コロナ定点把握:39週の1医療機関当たりの平均感染者数は3.04人(-0.77)と減少中。

 

 言語獲得のトレードオフとは:

 イディオ・サヴァン(賢い馬鹿?)という症状の人々がいます。言語能力が劣る代償として、ある事柄を詳しく記憶できる能力をもっています。

 例えばカメラアイといって一瞥した風景を細部まですべて記憶できるとか、一度聞いた音(音楽)をすべて記憶できるとか、百科事典や電話帳をすべて記憶できるとか、物心がついてからの出来事をすべて記憶しているとか。

 でも言語を操るコミュニケーション能力だけがかなーり劣っています。そして子供の頃は絵画の才能があったのに言葉を覚えたら絵が描けなくなったという事例もあります。心理学者は、言語能力とこれらサヴァンの人のイロエロな能力は反比例すると言ってます。言語能力を獲得して、この世界の事物を概念化(言語化?)して把握するようになると、すべてが言語を介して理解するようになるので、直接的な記憶能力が衰えるのだと考えれまふ。

 絶対音感や絶対色感も同じようなもんかな?このようにして言葉を覚えるということは、直接的な世界の把握を出来なくさせるんだと。つうことは、言葉を話す人間はだれでも、言葉によって生じる先入観を持ってしまうということかな?言語世界の住人は誰であっても、言語による先入観を必ず持っているということなんすね。アッチャー

 だれでもみんな自分のストーリーの中で生きていると。良いストーリーさえ作れれば、これはこれで楽しいのかも知れませんね♪すべての民族は神話を持っているのも、同様に解釈できまふよっと。アハハハハ