1月25日(水)水沢腹堅。評価するより仕事をしよう!

 晴れ時々曇り。-2.9℃~3.7℃、21%。5200歩。雪国や西国を襲った十年に一度の大寒波のおこぼれがようやく東京にも到達した。ベランダに干してたタオルが凍ってますた。

 

 

 日本経済の長期低迷の一因とは:

 昭和末期から平成の前半くらいまでは成果主義とか成績評価とかが流行ってまして、大半の組織がそれに染まってました。一見それは組織の業績を挙げる秘策のように思われてますただ。すかす、それが日本の長期低迷の走りだったとはだーれも気が付きませんでした。

 成績評価というのの初期では、管理職は真面目に各員の業績を評価して呻吟してましたが、それを本人にもフィードバックする時点で日よってしまい、みんながいい方向に成績を付けるようになって評価の意味がなくなってしもたんですぅ。

 それでトップの指示により各部門はその中で相対評価をするようになりまひた。そーすると組織全員ががむばって大きな業績を挙げたとしても、組織内の相対評価だから成績を悪く付けられる者もでてきます。その次には組織内で上手く立ち回って、よいしょや胡麻すりで成績を上げる者まででてきまふ。

 んで、どんどんモチベーションが低下して、組織のアウトプットも低下すると。こんな具合で日本全体の生産性も上がらず、長期低落傾向を描くに至った。と邪推した次第ですが、あながち的外れではないと確信してまふ。教育現場での偏差値教育と偏差値入試とも相まって、大人たちだけでなく子供たちをも巻き込んだ相対評価の蟻地獄は現在もまだ続いて居りまふ。

 コップの中での足の引っ張り合いで、世界に伍して行けるとはとても思えませんね。諸君はどーですじゃろ?ん?成績がえがったから関係ねー!ですと。ぶわっかもーん!そりが相対評価の最大の害悪なんじゃい。トホホノホ