3月27日(水)構造を変えるにはイナーシャが問題。

 久しぶりの快晴!夕方少し雲出る。6.0℃~16.5℃、26%。3300歩。北風やや強し。

 今日は「さくらの日」です。3月27日なのに?どんな語呂合わせ?と思てたら3x9=27だからだって。少しひねり過ぎ?東京はまだ開花宣言が出なかった。

 

 構造的問題とは:

 物事にはすべて成功と失敗があります。好事魔多しといって、成功が多いと、次にドーンと大きな失敗をしでかします。この世界は均一の真っ平らということはなく、必ず波がありまふ。この波が大きい方がいいのか。はたまた小さい方がいいのかは、各人の人生の選択に寄りまふ。

 政治にしても、やってるのは人間ですから、失敗もあれば成功もあります。これは当たり前ですね。つまり細かい成否に一喜一憂せず、失敗をあげつらわず、成功に驕らないことが肝要です。

 だがすかす、30年以上もじり貧な我が国経済は、このような成功失敗の波では説明が付きません。何か構造的に成長の足を引っ張る要因があるような気がしませんか?

 それは即ち、支配層が欲をかき過ぎているせいではあるまいか?金の卵を産む鶏を、1日1個ぢゃ少ないと腹を割って殺して見たり、触るものをすべて金に換えてくれと頼んだ王様は食べ物まで金に変わってしまい飢餓に陥ったと言ふ。

 分厚い中流階層の代わりに、上流と下流に分化して格差が拡大した社会では、中流がやせ細って、経済活動にお金が回りません。こうした構造の変化が個々の経済活動の足を引っ張っているのは明白。トリクルダウンは結局起きなかったのだから、強制的に上から下へお金を流すしかないと考えます。累進課税の見直しや消費税の縮小、最低賃金の上昇、あるいはベーシックインカムなどカネの流れを変える治水工事が必要です。

 って、貧乏人が票をたくさん持ってるんだから、すぐに実現できそうですが、これが中々むずかすい。そこら辺にも何やらどす黒い構造問題がありそーですね。(この項つづくかも)ジャンジャン