煙雨しょぼしょぼ降ったり止んだり。10.8℃~12.5℃、95%。6300歩。終日10℃前後と低め安定。このところの寒波で、桜の開花も大幅に遅れてまふ。
民主主義の陥穽(穴ぼこ?)とは:
主権在民たる民主主義政体は、選挙方式により政治システムの全てが決まりまふ。社会主義国も建前は主権在民なんすね。でも選挙を操って権威主義的システムを運用しておりまふ。
我が日本も、主権在民の民主主義国をうたっていますが、その実態は次第に権威主義国に近づいているのかな?その原因は「三バン選挙」に由来しまふ。地盤、看板、鞄をモジったものです。地盤は選挙活動の組織力など支援組織で、看板は知名度や地位などの目立つ特徴、鞄はそれに詰めた札束のことで資金力です。
すかす、この中でも最後のカバンが威力を発揮するんですね。金があれば地盤を養えるし、広告宣伝で知名度も得られると。それで三バン政治家はカネ集めに奔走すると。もともと世襲政治家は生まれながらに、この三バンが揃っていることが多いです。三バン選挙下では構造的に世襲議員が増えて行きます。
自民党の議員がパーチー券集めで裏金に走ったのは、こんな理由がありまふ。即ち能力も見識も志も無い輩が、カネに飽かせて票を集め、陣笠議員になった後は、献金元に奉仕して彼らの利を図ると。これが現今の我が民主主義の構図です。こりはもう陰謀論もどこ吹く風、明々白々の事実となって報道されちょりもす。ザンネン
でわ、このシステムをどーしたら止められるのか?こりは極めてむずかすい課題です。なにしろ資本主義社会ではおカネが全てを支配してマスカラねぇ。これが解かれば、とっくの昔に我が政界は改善されてまふ。
争点は、右や左ではなくして、上か下かであーる、と宣う御仁もおじゃるまる。こりも一理ありまふが、あんまし下から目線に傾きすぎると国の経済が立ち行かなくなりまふ。何しろ下は経済運営なんかしたこたーないですから。
ごく単純に考えれば、下からの目線で上からの経営目線を持てればいいのですが、そりは原理的にまったくむずかすいんですね。やはし心の真っすぐな有能政治家が出てくるのを待つしかないのかな???
いやいや、そがいなこたーありまへん。上も下も混じったチームを組めばエエんだすぅ。でわ、どーしたらそんなチームが組めるのか?そりは賢いが包容力のある大愚な偉人が出なくてはなりません。
つーことで、百年河清を俟つならざらんや。タハハハ