1月20日(土)大寒。二十日正月。混迷する政治状況に関心を持ちませう!

 寒曇り昼前から寒雨しょぼしょぼ降ったり止んだり。7.6℃~5.6℃、54%。2500歩。大寒に入ったら流石にさぶいですぅ。気温は漸減し15時過ぎに最低気温。南岸低気圧で夜は雪になるかな?

 

 政治とは何か?

 日本の政治は混迷を極めてますが、こりはギリシャ時代から同じことです。古代民主主義が発祥したアテネでも、デモクラシーは衆愚政治紙一重で、時には哲人独裁などが求められた時もありまひた。

 ギリシャ哲学的には政治は最高善(共通善?)の追及であり、目指すべき徳とは親愛、友愛であったという。でもそれは極めてむずかすいので、次善の策として「法による支配」を求めたと言ふ(プラトン)。

 すかす中世においては、神の国と地の国、聖と俗の分裂・対立が起こり、これに対処するに受動的不服従をもってすると。また、徳と善を規範的に言語化した法が重視されるに至った。近代に入ると、人間性悪説を唱えるマキャヴェッリによるパワーゲームが政治の世界にも浸透し、ホッブスによるリバイアサン(万人の万人に対する闘争を調停する国家という暴力装置)の導入が図られた。すなわち人間の自由な自然権を契約により政治に委ねたとする幻想である。

 現代は倫理が政治と哲学を分かち、時に政治(国家?)の暴走が発生する。てなのが政治とは何かを概観した歴史認識ですぅ。なんだかよくわっかんなーい!けど、よくよく注意しないと、ヒジョーに危ないのが政治(合法的な暴力装置?)ですから、油断はなりませんね。ヒヤヒヤ