3月9日(土)政治とは、言葉による権力闘争?

 本日天気晴朗なれど風強し!2.6℃~11.2℃、22%。1500歩。空っ風が戻ってきますたよっと。かっふんが多そうだから外出を控える。てき面に症状改善す。アハハハ♪

 

 混迷する世界とは:顔の見える範囲で暮らした方が無難かもね?

 ギリシャ都市国家では目に見える範囲でデモクラシーが始まったと言ふ。すかす今は数百万人~数億人、世界政治では80億人を相手にしなければならない。とても見て聞いて触れる身体性を実感できる範囲ではあーりまへん。そいで必然的に政治も抽象化して行きますのだ。タハッ

 抽象化すると言葉が独り歩きして、現実から遊離してきまふ。平和、戦争、経済、自由、平等、市民、独裁とかいう抽象概念で、幾らでも妄想を膨らませることができまふ。身体性が担保される範囲では、とてもやれないような行為が言葉によって美化されます。たとえば人殺しが勇敢な英雄になったりします。

 皆殺しが玉砕とか、餓死が散華とか、実態から離れて脳内だけで美化されます。これは特に意図された戦意高揚の誘導ですが、かなーり効果的だったので、現在も多用されておりまふ。

 近々では「防衛装備品の移転」なんて何のことか一見わっかりませーんが、その実態をシンプルに表現すれば「兵器輸出」のことなんすね。ま、世界中の工業国はみんなやってることですから、普通の国になったと言えばそーなんですが、国民を説得できないから、言葉を変えてこっそり事実化しようなんて、とてもセコイ政治だと思いませんか。

 このセコサはあらゆるところに蔓延して、色々なことが堂々と中身を議論せず、言葉遊びで事実化し、その事実を以って法を変えていくという手口が今の日本政治の王道となっておりまふ。手段の悪は次第に目的も悪に変えていくというのは、歴史の示すところでありまふ。実態をベールで包んだまま、ニッポンはどんどん坂道を転がり落ちておりまふ。

 さて、茹でガエルなわだぐすたちは、いつになったらお湯から飛び出すのでしょうか?熱湯になって大火傷しないうちに、ピョンと抜け出したいものですね。その為には、まず、茹でられていることに気づかないとね?タハハ