3月3日(日)ひな祭。東京に人流生ず。

 白っぽい快晴!1.2℃~13.4℃、29%。2200歩。南寄りの風やや強し。乾燥注意報。

 

 東京マラソン

 3月3日はひな祭りとともに東京マラソンの日ですね。9時過ぎに都庁をスタートして皇居前のゴールまで、約3万8千人のランナーが東京中心部の名所旧跡を駆け抜けます。

 海外からの招待選手も多く、記録が期待されますた。マラソンコースを調べて、3回通る場所(蔵前橋付近)を見つけ、直ちに急行す。現場に至れば既に人大杉!黄色い声を上げて応援してまふ。わだすも声を張り上げて応援す。参加してるような気分になって、また楽しからずや♪

 先頭の海外集団が風のように走り抜けると、少し遅れて日本人を主力とする第二集団が、これまた風のように走りぬけました。その内にだんだん選手の密度が濃くなって、次から次から、次から次からランナーが湧いてきて、また走り去るというマッシヴな印象が見てるだけでもワクワクしてきますねィ♪

 時折スマフォTVで先頭集団の様子を覗くという多元観戦だす。時々のぼり旗を付けた人が走っていて「sub2時間」とか「sub3時間」とか「sub3時間30分」とか書いてあります。ゴール時間の予測なのかな。のぼり旗ランナーの後ろには市民ランナーがごっちゃりと続きます。自分の目標時間をキープしようとしてるのかな?

 海外からの参加者も多くて、応援団も知り合いが通ると、英語、スペイン語、中国語などで黄色い声を張り上げてまふ。イロエロな仮装して走る人も多くて、観衆の目を楽しませてくれます。背広とネクタイで髪を七三に分けたサラリーマン風仮装が却って目立ってますた♪

 そうこうする内に、最後の方はよれよれ軍団で、歩いたり止まったり、足の筋を伸ばしていたりと、完走が危ぶまれる軍団が延々と続きまふ。最後はやはし時間を区切られるのかな?かわいそ。でも、何にも挑戦しない人よりなんぼかマシですよね。感想は走ってから言えと。

 3万人を超える膨大な人の流れを見ていると、イロエロな感慨が沸き起こってきまふ。この人たち全員に、掛け替えのない人生があるんだなぁ、でも。こうしてみるとヒトもアリンコも変わらないなぁ、生きて死ぬ私。生まれては消えていく生命の流れを、マラソンが象徴しているような希ガスる。

 そして近々の国際問題において、我々とは殆ど関係ないところでたくさんの人が亡くなってます。イスラエルによるガザ攻撃とか。数千人の人質を取られたら数万人のガザ市民を頃す非対称性が際立ちまふ。抽象的な他国の悲劇を、実際に目の前で、3万人の人々が流れて行く様をみると、物凄く実感できます。日本との比率で言えば、1200万人が亡くなったと同じです。まさに壊滅的な状況ではあるまいか。

 とか地球の反対側に話は飛んでしもたですが、この世界の出来事に想像力を巡らせるのは、とても大切なことだと感じました。どもども。