2月27日(火)本来、欲というのは生命維持の原動力のはずですが?

 今日も強風の快晴!4.1℃~11.4℃、28%。1200歩。北海道の東にある超巨大低気圧の影響で全土が台風並みに強風に晒され、風害事故多し。都心でも最大風速26.2m/sを記録する。お陰で風媒花粉が大量飛散し目が痒いだすぅ。ホゲホゲ

 

 強欲の果てに:

 童話や寓話によくあるのは、欲をかきすぎて却って身を滅ぼす物語です。金の卵を産むニワトリをもっと多く生ませようとして殺してしまったり、触れるものを何でも金に変えてくれと神様にお願いして、物を食べれなくなったり。

 こりは人間性の本質をついたお話しですね。欲に目が眩むと客観的かつ合理的に考えれなくなり、目先の利益だけに注力してしまうんす。こりは局時最適化と言えましょう。おサルさんで言えば「朝三暮四」といえましょうか。プププ

 日本の大企業も同じようなもんだすぅ。目先の利益を追って人件費を減らすべく、ケケ中改革に乗って日本人の給料を低く抑えました。政府も、貧乏人からも満遍なく取る消費税を導入し、その上がりを企業減税に向けました。

 企業はその分利益が上乗せされ、それが設備投資や給料に振り向けられるかと思いきや、内部留保という動かないお金を積み上げたのみでした。設備投資しないから生産性も上がりません。給料あがらないから消費も伸びません。

 GDPに占める個人消費の割合は6割前後だと言われますが、日本は5割台でこの比率も上がらず、生産性も上がらないので、この30年GDPはちっとも伸びずに経済はどんどん凋落の坂をつるべ落としで転がり落ちると。

 ま、実際のところ経済は複雑系ですから、もっと多くの要因(人、物、金、外交、気候、災害などなど)が複雑に絡み合っての結果ですが、大まかにいうと上記のような感じで大差ないでしょう。経済においても中長期の視点が必須でしょう。特に為政者においてをや。

 今の与党政治家は国民の保護者というよりも、大企業の太鼓持ちと言った方がピッタリです。でも、それを選んでいるのは国民だっちゅうところが物悲しい。ま、民度の低い国民の悲劇と言ったところでしょうか?タハハノハ