2月23日天皇誕生日。神ならぬ人間の世界とは。

 終日冷雨しとしと時に止む。1.7℃~4.0℃、77%。上空(ツカイスリー?)では雪が降ってるとか。ブルブル

 陛下も64歳になられたとか。歳は満遍なくすべての人々に降りかかってくるという点では平等だすぅ。

 23時までZOOM討議。腹減ったァ。

 

 人間世界の三つの原則とは:

 こりを時々忘れちまって、大きなことばっかし言う人間が出てくるから注意の事よ。

 1.人間は必ずミスをする。

 2.機械は必ず毀れる。

 3.プログラムには必ずバグがある。

 こりらは大変な努力で少なくすることはできますが、ゼロにすることは決してでっきませーん。この認識を欠いて、大きなことばっかし言う人はある種の詐欺師でしょうね。

 1.そもそも人間にはおっちょこちょいな人もいるし、しっかりした人でも体調や脳が不調な時もあるし、すべてが万全でもちょっとしたはずみでミスを犯します。二重チェック、三重チェックをしても、人間には同調傾向がありますから、みんな一緒にすり抜けてしまうこともあります。

 2.機械が永遠に動くということは原理的にありえません。物理的な物は必ず毀れるし、不具合になります。経年変化もあるし調整不良もあるし、点検忘れもあります。これらは人間のミスと連動するものと、物理法則に従って壊れるものに分かれます。

 3.プログラムには必ずバグが存在し、しかもそれをすべて発見するのは至難です。そもそものバグ存在原因は1.に起因しますが、その検出は組み合わせ爆発を引き起こします。つまり膨大なケースを網羅することが出来ないんです。スタティックな場合分けは何とか出来ても、タイミング依存のバグは非常に検出がむずかすいし、機器構成に依存するバグは網羅できません。

 つうことで、この三つはどこかで起こり得るという前提で、運用(覚悟?)することが必須です。特にこれらが発生した時の影響が極めて大きい原発や航空機運用などでは、起きた時のリカバリーや人的損害の軽減など、日ごろの実地訓練が重要です。

「なーにこれだけ対策やってるんだから、事故なんて起きるはずないもんね。」という楽観論では、トンデモナイことになりまふよっと。ゾワゾワ