1月17日(水)自由と平等なんて脳内のお題目です。それでお腹が一杯になることはあーりまへん。

 一転快晴!0.8℃~12.2℃、27%。4900歩。風も弱く穏やかな気候。日中は気温緩む。乾燥注意報!

 

 法律は死んだのか?

 以前、「法律は死んだ」とは何かについて弁護士の友人から聞いた話です。アメリカのカリフォルニアでゴールドラッシュが起きて、国中の山師たちが金を求めてやって来た。どこそこの川で金が出たと噂が出ると、みんな一斉にそこに殺到します。ドイツ移民の大地主の土地で金が出た時に、地主は柵を作っては入れないようにしたが、山師たちはかまわずに入って砂金を採集した。判事に訴えて立ち入り禁止を法的に告知してもろたが、それでも侵入は止まらない。侵入を阻止しようとした地主の息子も山師たちに襲われたりして、無法状態になり、最後は地主も逃げ出してしまいました。このように法律はあっても誰もそれを守らない状態を「法律は死んだ」というんだとか。

 今回の自民党の裏金問題で、ふとこの話を思い出したのです。政治資金規正法はあってもだーれも守らなくなると、やはり法律は死んでますよね?庶民はコーヒーを100円ちょろまかしてもタイーホされるのに、大半の議員は会計責任者に押し付けて起訴もされないと。法律は庶民を支配するためだけに有るのかな?支配層には法律の効力は及びばないのかな?法は人民を支配する道具で、支配層には及ばない状態を独裁国家といいます。このように見てくると、やっぱし今の日本は、法の下の平等という意味での、民主主義国家としての法は死んだ状態と言えるでしょう。かな?

 「選挙でそんな輩は落とせばいいじゃん!」という正論を吐く輩は多いですが、その選挙でカネばら撒いて票を固めた方が当選するって現状は、堂々巡りの負のスパイラルです。選挙民の民度が上がらなければ、「百年河清を俟つ」状態です。では、いつ民度が上がるのか?・・・日本の歴史を紐解けば、大地震か大不況、大戦争あるいは外国の干渉で社会がドッカーンと毀れなくては無理かもね?トホホノホ