12月10日(日)感情と理性のハイブリッド生物とは。

 今日も暖かな快晴!7.2℃~19.7℃、43%。3200歩。風もなく、もうちょいで20℃という冬らしくない気候。すかす、明日は気温急降下の予報!依然として感染症も流行ってるしね。ブルブル

 

 感情と理性とは:

 こりは永遠の葛藤の種ですが、どっちかっつうと感情の方が古くて原初的で、理性の方が後付けで人間性の本質ではありますが弱弱しいと。

 いくら理性で人間界の最善策を考えても、感情が付いてこないと失敗する例は多いです。「頭では分かっていても、心がついて行かない。」ということでしょうか。

 これの最も顕著な例は「戦争」です。人間同士がお互いに頃し合うなんてことが悪いということは、普通の(普通ってなんだ?)人間なら誰でも分かります。でも感情が搔き立てられると、相手をせん滅する行為が抑えられなくなります。

 感情で一番強いのが「憎しみ」、「恐怖」、「妬み」などの負の感情です。この辺を突かれると、理性は簡単に退却してしまいます。為政者が戦争をやりたくなったら、憎しみを煽ったり、攻撃されていると恐怖を煽ったり、我々がみじめなのは彼らの所為だと妬みを惹起したりします。

 一旦こうした負の感情に火が付いたら、もう当の為政者でも手が付けられなくなります。結局、憎悪の狂気にさいなまれて殲滅戦の最後まで行くしかナインだすぅ。まるで手負いのけものみたいですね。負の感情は、今までは進化の推進力として働きましたが、大量破壊兵器が資本主義の論理のもとに世界を覆う今、果たしてこのままでいいのでしょうか?まことに疑問に存じまふ。

 「憎むな!」、「恐れるな!」、「ねたむな!」なんて言っても、人間の感情ってそんな簡単に押さえれませんよね?感情に逆らうと、一種得体のしれない気持ち悪さに包まれます。この気持ち悪さにどれくらい耐えられるのか?に人類の未来が掛かっていると言ってもいいでしょう。