10月20日(金)最先端の計算科学に接してみた。

 爽やかな秋晴れ午後から雲出る。16.2℃~27.1℃、50%。7300歩。夏日なり。南寄りの風強し。

 都の新型コロナ定点把握:感染者数は1医療機関当たり2.33人で前週の0.64倍と6週連続して減少している。

 

 地球ってシミュレーションできるのか?

 横浜の杉田ってとこにある海洋研究開発機構JAMSTEC)に行ってきた。ここは深海6500などの探査船で深海を探る研究をしているところですが、地球シミュレータという巨大なスパコンで海洋気候をシミュレーションして地球温暖化なども研究しておりまふ。

 2002年の初代の地球シミュレータが作られてから今のは4代目に当たります。初期の頃に少し関わったことがあるので、知り合いがまだここで研究しているんですね。巨大な設置スペースは免振、電磁シールドされ、完全ノイズ防御された建屋になってます。

 ベクトルエンジンや高速GPUチップを多数搭載して20ペタFLOPS(1秒間に2京回の演算を実行する能力)を実現しております。世代を重ねるごとに高密度化されてきたので、建屋のスペースが余ってきました。そこにベンチャーの生成AIエンジンを設置して機械学習、深層学習のLLM(ラージランゲージモデル)を高速で実行しております。

 消費電力は全部で2.5メガワット時という巨大なもので、昼夜を通して稼働してました。まさに日本の最先端のコンピューティングパワーを目の当たりにして、ぽっくん感動!その内に深海6500にも乗せてくんないかな♪生命の起源たる深海の熱水噴出孔を見たいもんだすぅ。夢広がる!