12月7日(金)ちょっつ研究現場のお勉強。

 概ね曇り、ごく偶に日射し。9℃〜16℃、73%。変動激しい毎日ですが、今日は暖かい方でした。




 立川方面に進出す:

 立川にある国立極地研究所統計数理研究所を訪問す。隣接する南極・北極科学館も見学しました。おもすろし♪

 極地研では極地でしかできないイロエロな研究をしています。地質から宇宙、気象、生物、・・・と非常に幅が広いですぅ。隕石なんかも研究しています。南極の氷床に3km以上もボーリングして、太古の空気を年代順に採集して、過去の気候を調べたり、イロエロな隕石から、太陽系の成り立ち、地球や月の組成なども分かります。また寒冷地の動植物の研究もしてました。

 付属する南極・北極科学館には採集した標本や極地の動画、プラネタリウムのオーロラ映像、雪上車などゆかりの品々がイッパイ♪マイナス50℃を下回る気温下では、全てのものが一種のタイムカプセルなんすね。ここはただですから、お近くに行った時は是非♪

 統数研では、地下にあるスパコンや歴代のコンピュータの歴史、乱数発生器などを見学。統計シミュレーションには高速な乱数発生が必須なんだと。疑似乱数ってのは巨大素数をつかってコンピュータで発生でけますが、こりは乱数ではあーりまへん。乱数ってのは定義できないし、アルゴリズムで作れないってのが定義ですから。モノホンの乱数は放射線とか半導体の熱ノイズなど、物理現象を元に発生します。ノイズ発生ダイオードなどは1個で30万円もするんだって。あと、超並列スパコンも見せてもらいました。免震棟にたくさんの装置が水冷で動いてました。広い室内の温度管理をする為、方々に温度センサーがついていて、それでエアコンをコントロールするんだと。装置ばかりでなく、周りの設備にもけっこうお金が掛かってますねィ。

 ま、イロエロと勉強して、知恵熱がでるような1日でしたあ!どもども。