9月27日(水)社日。境界が内と外を分けた時から生命は始まるんです。

 概ね薄曇りたまに薄日射す。22.8℃~30.2℃、59%。2500歩。ぎりぎり真夏日。気温は低いが少し蒸し暑い。

 

 どんな人間でも本能的に自分が可愛いとは:

 こりは生物的な自己保存の本能に由来します。生物と言うのは自己保存の本能でもってるようなもんで、こりが無くなるととっくに滅んでいたんすね。生物としての本性が自己保存で、その次が子孫の継続でしょうか。

 つーことで自分の内側が清浄、外側が汚濁ということになりまふ。ブッシツとしてはまったく同じものでも、内側にあるときは綺麗で、一端外側に出てしまうと穢くなりまふ。不思議ですが自分を良いものとみなす無意識的かつ心理的な効果だと思われます。

 例えば唾液なんかもそーですね。内側にあるときは口腔内の清潔を担い、消化にも重要な働きをする優れもの。すかすいったんペッと吐き出されると、それが自分の唾であっても穢く感じまふ。血液もそーかな?内側にある時は酸素や栄養を運ぶ極めて大切な役割を担いますが、一端外側に流れ出すと穢く感じまふ。

 排泄物もお腹の中にあるときは、そんなに穢く感じません。外に出た途端に実に忌まわしいものに変化しまふよとっと。縷々例を述べてきましたが、これらはすべて内側は清浄、外側は汚濁という心理的な傾向がなせる業です。

 この傾向はブッシツ的なものに限られまへん。自分の感情や考えなども、つい他人の感情や考えよりも良いもの、正しいものと感じてしまうんすね。その辺のバイアスをきちんと認識できた者を、人は大人と呼ぶんだすぅ。そこんとこヨロピコ!