3月17日(水)彼岸入り。精神と物質とは。

 白っぽく薄~い雲のかかった晴れ。10.3℃~20.1℃、24%。スギ花粉とヒノキ花粉と黄砂と春霞が入り混じった空は、まさに春の訪れを告げております。

 久しぶりにウォーキング約6000歩。小さな水たまりを見たら、ちっこいオタマジャクシがぎょうさん群れてウヨウヨしてましただ。かわゆい♪・・・自分もかってはこの10万分の1くらいの大きさで数億匹もいる競争下でたった一つ選ばれし者と思えば、感慨深し。こう思うと、肩が軽くなるような気分です♪

 

 ノーといえる脳シリーズ:

 リベットの実験によれば脳には自由意志は無さそうですが、「ノー」とは言えるらすいのだ。すなわち意思が指を動かそうと発意するかなーり前に、指を動かそうという準備電位が、無意識下で発出されているらすいのだ。そしてその発出と実際の動作の狭間で、脳はノーしか言えないと言ふ。

 意識が脳と言う物質でできた臓器の、電気的かつ化学的な作用から発出されるとするなら、意識がブッシツに影響されるということには何の矛盾もありまへん。だから食べ物やアルコールなどの化学物質にも影響されるし、腸内細菌が作り出すブッシツにも影響されます。こりを脳腸相関と言ひまふ。

 元々、進化学あるいは発生学においても脳は腸から発したと言ふ。脳の親分は実は腸だったんすね。だから親分が喜びそうなことをしてあげると、脳も喜ぶんだって♪善玉乳酸菌の多い発酵食品やヨーグルトなどの乳製品、さらには善玉腸内細菌が喜ぶ食物繊維が多い食品を摂って腸が喜ぶと、必然的に脳も喜ぶんですぅ♪

 腸内細菌を強化・教化すると不安が解消してうつ病が治ったり、ストレス耐性も強化されまふ。逆に脳のストレスが緩和されると、腸も快調、快腸になってこれがまた脳を強化するというポジティブにループが回りまふ。腸が弱いと脳も弱くなり、それがまた腸を弱くするというネガティブループもありますから注意のことよ。

 脳はブッシツでできていて、その脳から意識が生まれるということを良く理解すれば、イロエロなことが分かるようになりまふ。脳のある生物はみんな物質に支配されますから、例えば昆虫なども腸内細菌や寄生虫によって作られるブッシツにより脳をコントロールされる事例がたくさん見つかりました。魚類から哺乳類に至る脊椎動物も同様です。

 つうことで、寄生虫や微生物、細菌まで含めた生物連関に鑑みるに、個体と言うのはいったいなんじゃらホイホイ?と言う感慨が湧き上がってきますのじゃ。ジャン