9月16日(土)なぜ悪が無くならないのか。

 もや曇り時々もや晴れ。25.2℃~31.7℃、71%。4100歩。南風やや強し。熱帯夜&真夏日。猛暑ではないが湿度が高くねっちょりと暑かった。

 

 善と悪は表裏一体とは:

 人間の長所と短所は表裏一体だとよく言われまふ。悪いところを矯正しようとすると、美点まで消し去ってしまうと。いわゆる角を矯めて牛を頃すのたぐいですね。

 人間世界から戦争や殺人や詐欺、虐め、泥棒などなどの悪がなぜ無くならないのか?悪が孤立してあれば、それを撲滅するのはさして困難ではない。悪が美点と結びついているから、簡単には取り除けないんすね。

 ギドーさんなんかは「善人ほど悪い奴はいない」と言ってますが、こりはニーチェの言明でもありまふ。善意でもって結果的に悪を為す行為はたくさんありまふ。他人に対する共感がグループを作り、そのグループが外の人間を阻害します。虐めも仲間に加われない者が対象とされまふ。

 戦争も愛国心が元になるのは言うを待ちません。自分の国に愛着の無い者は、国の為に死んだりしませんから。今後折に触れ、これらの点を踏まえて如何にして人類悪を緩和できるのか?拙い考察を重ねんと欲す。それは前述したように、如何に人類善をマイルドに薄めれるかに掛かっているんであーる。

 ま、ありていに言えば人間の美質や意志に頼るのではなくして、悪が発現しにくい構造(仕組み?)を構築しようってことです。こりは人間だけぢゃダメかも知れんね。AGIやASIの助けを借りねばならんかもです。(玉虫の真夏の夜の夢より)