12月11日(水)閉鎖的な社会の棘(トゲ)とは。

 今日も概ね薄曇り、夕方通り雨。8℃~15℃、71%。だるい。

 師走に入ってからずーっと風邪気味で喉が痛くて微熱が出てます。寝てると咳もでます。フルーの予防注射を打とうと思てるですが、体調のタイミングがつかめませんです。ハイ 全体的に免疫が落ちてる悪寒。ゾワゾワ

 白菜が旬で安いので、最近は白菜ばっかし。昨日は上の方を使って白菜のお好み焼き。今日は下の方を使って豚肉の挟み蒸し。旨味が凝縮しててとっても美味いですぅ♪

 

 虐めっ子世にはばかる:

 学校などでの子供同士のいじめが問題になってましたが、近年親が子供を虐めたり、大人同士での虐めも増えてきて、世の中総虐め状態ですぅ。どないしてくれはりまんねん!中には政府高官が女性記者をターゲットにして虐めたりしてますぅ。周りの記者クラブ記者はこの虐めを傍観している状態で、いじめは増々エスカレートしているようです。

 いじめ蔓延に於いては、傍観者が最も悪いのだっ!という意見もあるくらいですね。情けないです。

 なぜこのような虐め社会が現出してしまったのか?識者はイロエロな見解を出していますが、なかなか解決に至らないのは人間性の本質に巣くっているからではないのんか?という疑問すら出てまいりましただ。

 元来、動物は同質のものと群れ、色や形が変わったりした個体を排斥する傾向があります。群れで暮らすニホンザルでも階層がきっちりと決まっていて、下位のものは上位の個体の毛づくろいをしたりしてご機嫌を取ります。こういう忖度が出来ないで勝手に振る舞う個体は、群れの掟に背くので、その序列が子供以下の最下位に置かれます。厳しい社会ですね?でも、これは獣(けもの)の世界で、人間は少しは違うのかな?

 色々な虐めのケースを調べると、閉鎖的かつ同質性の高い集団で陰湿な虐めが発生する傾向は確かにあります。外に開かれていて、かつ多様性の高い集団では、あんまし虐めは起こらないという研究もあります。軍隊の内務班や学校でのいじめは閉鎖性に関係がありそうです。会社でも組織の在り方が閉鎖的で、人員の流動性が少ないところは虐めが起こりやすいとゆわれまふ。

 また、妬み嫉みが虐めの切っ掛けになりますが、これも価値観の多様性が少ないところで起きやすいですね。社内で、有能な人の足を引っ張ったり、仕事が遅い人を虐めたりするのは、その集団の中で目立つからです。色んな個性を認める集団では、このような嫉妬に根差す虐めは少ないんですぅ。でもこういう組織内での虐めは、上司や同僚が本気になって風土改善を目指せば少なくなると思いますが、地域での虐めは影に隠れて陰湿なものになりがちです。

 ママ友間の虐めが典型ですね。ちょっとしたことでボスママの機嫌をそこねると、集団シカトや悪い噂を流されたりと虐められます。周りの傍観者も、いつ自分にターゲットが振られるか分からないから戦々恐々で関わりたがりません。ま、記者クラブ内の状況とよく似ています。こういうのは海外ではあんまし見られませんから、やはり日本独特の状況かも知れません。とすると、どこかに解決策があるのかも知れませんね。同調圧力の高い、同質な空間に発生しやすいという推測はできますが、何しろ実例にあまり接していない(聞いた話ばかりな)ので断言はできません。

 可愛いところでは、小学生が好きな子に関心を払ってもらいたくて、ちょっかいを掛けたりすることです。こりは加害者本人の本心とは違って虐められた方は深刻です。こんなかけ違いもありますから、虐めた方はいじめてないと思ってるのが悲劇の始まり!

 ともあれ日本的美質が、深いところで虐めの常態化に関わってくるような気がします。果たして美醜は表裏一体なのか?謎深まる。(この項、続くかも)