5月19日(火)感情の扱いつらさとは。

 明け方まで豪雨、のち細雨降ったり止んだり。19℃~15℃、84%。ちとさぶい。6200歩。

 

 関心の裏腹:

 嫌いは好きに近いと言う。どちらも対象に関心を持っているからだ。対象を無視しスルーすると関心は薄くなる。好奇心は関心が更に高まった状態である。でもそれが強すぎると、他の物に関心が向かなくなる。物凄く好きだったり、物凄く嫌いだったりすると、関心が他に向かなくなるのでストーカーになったりする。人間の認識はサーチライトのように視野を狭めるのである。

 虐めの問題にも関心が作用する。池田清彦先生は今まで虐められたことが無いと言ふ。このしとはカミキリムシが大好きだが、わたしはタマムシが大好きだ。ちょびっと共通していて嬉しい。かなりエキセントリックな性格なのに何故虐められなかったかと言えば、ツルまなかったからだという。つまり仲良しグループに入らないで、独立したアウトサイダーだと皆の関心が自分に向かわないので、いじめもないのだと。

 こりは大人になってからも続いていて、学会に3つばかり入ったが、どれも1~2回くらいしか出なかったので、誰にも顔を知られていない。それでラディカルな論文や本を書いても大御所から虐められなかったんだと。距離を保つことでどんな虐めもかわすことができるんだ。で、できるっ!まさに、サイコロジカル・ディスタンスの間合いをとる達人ですね。

 暴行や殺人などの粗暴犯罪も親族や友人、知人など親密な間柄に多いと言う。通り魔犯罪は率としては極少なんですね、実際の話しが。好きでも嫌いでも感情が絡むと事件が起きやすくなるんですぅ。そこんとこヨロピコ。

 とはいえ社会的動物たる人間は、他人との関係性を絶無にすることは出来ませんから、適当な距離を置く大切さを心の片隅に置いて置く位がちょうどいいのかもね。とかくこの世は住みにくい。タハハ