9月17日(日)浅草サンバの日。真夏の夜の夢:考え方は多いほど柔軟になりまふ♪

 薄雲の掛かる白っぽい晴れ時々薄曇り。25.9℃~32.9℃、63%。南風やや強し。熱帯夜&真夏日。湿度高く蒸し蒸し。

 

 

 かなかな問答とは:絶えずそのシチュエーションに疑問を投げかけつつ。

 例えば江戸初期の大和(日本?)を見るに、「正しい神を信仰せず、常に刀を携帯し、すぐに切り合いを始める野蛮人が、お互いに大量虐殺を重ねながらようやく統一した軍事独裁政権に支配され、重い年貢を課されていつも奴隷のように働かされている大和の民衆を解放しようとするのは、我らの極めて正しい行いであり、三位一体の神の摂理に適うものであーる!」として、バテレンどもが大船団を組織して攻めてきたとしよう。(まるで蒙古来襲のように)

 その時実際に大和(日本?)に住んで、暮らしている民衆はどー思うのかっつう思考実験でありまふ。これには人によりその思想傾向や教養、人権感覚、生活実感などなどによりイロエロな意見が出てくるでしょう。がっ、当時の民衆の気持ちになると、今の米国や西欧諸国(いわゆる欧米?)の価値観とは違った意見が多いと考えまふ。

 民はそんなに虐げられていないし、そんなに重税でもないし(少なくとも半分取られている今の日本より軽いかも?)、日常の楽しみも多いし、文化芸能も楽しめるし、学問もでけるし、門前の小僧の経が読めるし、算額も流行ってるし、たまに伊勢参りや富士山など旅行もでけるし、イエスが居なくても結構充実した生涯を送れるかも知れません。

 そして国を鎖じ、他国を侵略せず、奪いもせず奪われもせず、そんな国にわだすも住みたいと思いませんか?(吾唯足知)いやそー思わなくても、他国の船団が攻めてきて我らを教化しようとしたら嫌だと思いませんか?

 それぞれの国にそれぞれの文化や生き甲斐や生き方があるんだすぅ。自分たちの神や価値観が絶対だとして、他国を教化啓蒙する行為こそ、戦争の源だと気が付くでしょう。すなわち善意が禍を齎すと、斯様に愚考致しまする。かな?かな?カナカナカナ~~~♬

 つーことで欧米と価値観の違う国、中国、ロシア、北朝鮮、アラブ世界やアフリカ、インド、中南米などなどの諸国に民主主義、人権保護を以って過剰介入するの利害得失をたまに考えてみるのもええでしょう。特にピューリタンオリジンの米国は、すべて清く正しくないと気が済まず(禁酒法なんかもありますた)、他国に介入しやすい性格を持ってマスカラねィ。ジャンジャン