9月27日(金)国家の盛衰とは。

 秋晴れ!夕方から曇り。18℃~28℃、58%。

 

 世相とは:

 世の中のありさま、社会のようす、などと解説されますが、実はもっと奥深いニュアンスが内蔵されてんすよ。

 高度成長期はみんなわくわく世界に飛躍しようー!今は貧乏でもみんな金持ちになるんだぁ!といけいけどんどんの世相でしたね。みんな今日よりか明日の方が良くなるという右肩上がりを信じてました。資源の少ない日本は人材こそが資源だと、教育には力を入れてたから学費も安いし、学生の特典はイロエロとありまひた。社会にも余裕があって、どんな未来も可能でした。海外に雄飛したいつうような気概もまだあって、留学志向も強かったですねぇ。

 それで、日本の円でアメリカ中の資産が買えるなどとゆわれて、舞い上がって世界中の名画などを買いあさってましただ。今は無一文でも1年後には大金持ちになってる可能性もありました。でもそれは、浅き夢みし酔いもせずで、バブルがプチンと弾けるとあっという間に現実が迫ってきて、イロエロな大企業がドミノ倒しの悲惨な状況!

 そしてあっという間の失われた21年が経ってみたら、戦前の世相も斯くあれかし?つうような貧弱な世界観が縦横する貧相な世相になってしまいましただ。つまり、悪戯に傲慢になり、かつ自尊心を喪失したる世相だすぅ。日本すごい!と言いながら周辺諸国を馬鹿にしつつ、大国には媚びへつらう惨めさよ。

 もう一度、本当の自尊心を取り戻すには如何にすべきか?それは北朝鮮のように軍備増強することではないはず。ナチスのような「世界に冠たる大和民族」でもないはず。他国を馬鹿にせず、他国から尊敬されるような文化、芸術、科学技術で世界に貢献することではなかろうか。

 ちょと堅苦しい今日の日記でしたが、少なくとも同じ国内で足の引っ張り合いは止めようではあーりまへんか。どもども。