9月5日(火)排除と包摂の彼岸にて。

 白い雲ぷかぷかの晴れ、のち白っぽい快晴!25.2℃~34.8℃、57%。5900歩。南風やや強し。熱帯夜&真夏日

 

 排除はいやいやYO-:

 都心、特に新都心の周辺は排除アートで溢れている。人間を寄せ付けないベンチや地下道の角、橋脚下などなどホームレスの人が居付きそうなあらゆる場所に、居心地の悪そうな物体が占拠している。アートというよりか単なるオブジェと言った方がいいのかな?

 ベンチを手すりで区切っていたり、地面を尖がったオブジェで敷き詰めて居たり、傾斜をつけて休めないようにしたり、屋根を穴だらけにして雨が掛かるようにしたり、人を排除するためのあらゆる悪意の展示場だすぅ。

 見ているだけで気分が悪くなります。一体どんな人間がこれらの排除アートのデザインしたんだろ?運悪く、あるいは生まれ持った性格で社会の底辺でしか暮らせない人たちへの、一片の配慮も感じれない排除オブジェたち。外見だけを取り繕ろうと穢いものを排除するその真っ黒な性根は心の貧乏から生じたのか?

 それはそれで少し可哀想ではありまふが、アートというのは孤独を癒す共感と、どんな人間でもただそこにいるだけで良いとする存在の全き肯定、新しい世界の解釈を与える美の概念の拡張♪そんなアートと否定する排除アートは、そもそも語義矛盾なんすね。排除アートなんざおこがましいから「悪意の排泄物」くらいが適当な呼称でしょう。

 そもそも、ああいうのを見て、人間として恥ずかしくないという感性が既に逝ってます。人の立場に立てるというのが教養の第一歩とすれば、いくら外見が近代人でも無教養な野蛮人というのが都会人の本性かもね。イヤハヤ、イヤハヤ