7月30日(日)土用の丑。美は文脈に有り。

 猛暑な快晴!ずーっと遠方に積乱雲を視認す。25.7℃~36.6℃、48%。3700歩。南風やや強し。熱帯夜&猛暑日。猛暑っしょは一体いつまで続くんだろ?

 都の新型コロナ定点把握:感染者数は前週の1.13倍と5W 連続増加中。1医療機関当たり9.35人で、入院患者数は1554人で前週から221人の増加。他の発熱感染症も増えており、救急医療に負荷がかかっている。

 今日はあえて鰻を食べなかった。

 

 美とはナンダ?

 一般に美とはその人の価値基準を表しているとゆわれまふ。だから美の感じ方は本来人それぞれなんすね。ですができるだけ多くの人の共感を集めるような美は社会的な価値を持ち値段もあがりまふ。

 その為には文脈づけ(歴史的価値、文化的価値、物語性などなど)が必要となりまふ。特に現代アートはその傾向が強いです。バンクシーの壁画やウォーフォルのスープ缶などがその例です。人間は人の間すなわち関係性の中で生きているので、社会的価値が重要になります。

 元々は進化的な選択の中で好ましいものを美しいと感じるようになり、危険なもの(穢いもの?)を嫌悪し遠ざかる習性ができましたが、文化的な影響を受けるようになると、美醜合わせて評価でけるようになりまひた。すなわち文脈によっては醜いものにも美を感じることがでけると。

 またアートは美を拡張すると言われます。即ち、今までにない視点を提示し、それが斬新なものであると、新しい世界の見方が生まれ、それにより美の概念が拡張されまふ。

 またアートは孤独な人を癒す働きもあるので、人が生きていく上で必須(エッセンシャル?)だと言われます。それで東京芸大ではアートを使って高齢者の孤独や孤立を解消するプロジェクトを始めたそーです。アートは効率性、機能性、有用性とは対極のものなので、すべての人を包み込み何も(他者も)否定しません。役に立つ、役に立たないの価値観から離れて共に作り、共に鑑賞することを通じて高齢者の連帯感を育みます♪

 日本だとアートはどっちかっつうと不要不急の範疇でしたが、世の中の風潮が変わるとええですね。ホムホム