7月26日(日)あっちゅい季節

 白っぽい夏晴れ。26℃〜34℃、55%。猛暑日(14時過ぎ)。


 「勝つと思うな、思えば負けよ〜。」菅生ザンネン!0−5で負けてた早実が8回一気に8点で大逆転。甲子園オメ。
 佑ちゃん二軍で先発復帰という噂を聞きつけ、浦和球場まで行こうとしたが、蒙気に跳ね返されて断念。ザンネン




 美の系譜:

 古代ギリシャのミメーシスは誰も知らない運命を模倣する。写し取ることで運命が現れるといってもイイのかも。中世の美は、神の栄光を写し取る。ルネッサンスで美は再び人間に移行し、神も嘆きのキリストに。そして啓蒙美学では、こうあるべきという普遍主義で、情報の量的側面を追求。ロマン主義の美学は歴史主義で、情報の質的向上を追求した。

 一方、哲学的にはカント、ヘーゲルで芸術は終焉したかに見えたが、ハイデガーは真と美を結びつけた。フッサール現象学的美学で、美を作者から受容者(鑑賞者)へとシフトする。そしてアドルノは、「経験がなければ美はないが、その経験から必ず離反する。」と。たしかに経験によって美が違って見えることはあるし、また流行のように慣れると陳腐化することもある。そして現代は分析美学。「美しい」という言葉をどう使うのか?概念的な分析に至ると。


 しかし「美」という現象は確かにあるんだと、美を何か他のものに基づけない立場があります。その美は、ダイナミックなもので決して静的ではない。ズレや分からなさ具合を常に内包している。権威で歪められることもあるし、思い込みや固定観念(偏見?)で変性することもある。だがしかし、確かにあるんですぅ。

 そして現代アートの本質は「自由」なんであーる!なんでもおk♪でもそれは現実に穴を開け、世界を少し違った角度から見る視点を与え、我らの固定的な思い込みを常に破壊し続けなけりゃイカーン! ですからインパクトのないものは、既にアートとは言えないんですぅ。馴化の絶えざる浸食にもめげず、ダイナミックに心性を更新するのは苦行と言へるかも知れん。が、逆に見るとそれは永遠のオープンエンドつうことになり、無限と接続でけるんだすぅ。ども。