7月21日(金)何の考えも無しに考えを述べてみた。スッキリした。

 もくもく雲の多い曇り時々ぷかぷか雲の多い晴れ間。24.0℃~31.6℃、56%。3100歩。真夏日。猛暑の日から比べると風が幾分気持ちいい。

 

 一神教八百万の神

 宗教による文化の違いを考えるに、一神教はどーしても原理主義に傾きがちです。特にピューリタンが起源の合衆国は禁酒法など悪いものは悪いと妥協を知らないところがあります。世の中というのは原理で割り切れないことが大半なのにね。案の定ギャングが蔓延って禁酒法は解除されました。人権や民主主義も良すぎるにほいがしませんか?

 中国なんかもイデオロギーによる共産党一党支配ですから、ときおり原理主義的なことをやります。文化大革命とかインテリの下放とか。その災厄は数千万人の犠牲をともなったとか。つう点では米中は似たもの同士なのかな?正解のない世界に対処するに妥協といふものがあーりまへん。

 一方、日本は原理が無いから骨のないイカやタコみたいなもんで、なんにでも合わせます。それが欠点かもしれません。でも融通無碍で実態に合わせて妥協しまくります。善人も悪人も死んだら神さま仏さま。ナムアミダブツが極楽浄土の入場券。どんな人でもこの呪文を唱えれば浄土に行ける気楽さよ。

 この国民性も文明開化(脱亜入欧?)により少し変質してきて、イデオロギッシュな言動が目立ってきますたよっと。世間の風で悪とされた者を叩くときの嬉しそーな顔顔顔。社会はすっかり漂白されちまいましたが、お上の悪事は叩けないといふ権威主義。まことに情けない国民性に成り下がりました。

 ナンマイダー、ナンマイダー、お札が何枚だー♪の金権主義が蔓延り、おカネが全てを支配する。もともと流通手段であったものに支配されてなんとする。ネオンゴッドを崇めるマーケター。市場至上主義が人間性を脅かす。お客様は神様デスと奉られてるうちに、超貧乏になりまひた。市場ってナンダ?神の見えざる手ぢゃなくして、貪欲成金の穢い手ではアルマイト

 ここはひとつ身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり大明神♪すべての欲望を昇華して清貧目指すも解脱の道。かな?かな?かな?カナカナゼミも泣いている。カーツ!カーツ!喝!喝!喝!