7月15日(土)盆・中元。死生観とは。

 概ね薄曇、午後一時薄晴れ。26.5℃~32.9℃、60%。11200歩。熱帯夜&真夏日

 今日は所用で方々に行ってちゅかりた。汗をいっぱいかいた。一応目途がついた。

 

 父母未生以前本来の面目とは:

 自分が生まれる前の更に両親がまだ生まれていない時の自分とはナンダ?アーナンダよ、そりは無なんじゃよ。ゲノムの交雑としての流れは確かにある。それは太古の生命誕生から連綿と続いている。それは35億年間一度も途切れずに君まで続いている。

 しかし自己意識という点からは異なる見方ができる。意識は神経系のある構造から生じる。その構造はゲノムにより生成される。自己意識はその構造の基礎ができた時から生じるといえる。だから父母未生の時点では君の自己意識は無である。そして自己意識はしばらく続いた後、意識の構造が毀れたときに途絶える。即ち自己意識は死によって消滅する。

 これは生まれる前の無の状態に戻ったともいえる。このように流れに浮かぶ泡沫のように、自己意識はかつ消えかつ結びて、久しく生命の糸を紡いでいくのであった。ジャンジャン(子供が自分の生まれる前の話しを両親がしているのを聞いて、「そのとき僕はどこにいたの?」と聞いて、突然泣き出した話を聞いて。)