6月17日(水)大安吉日にカップリングから派生して。

 すじ雲の天高い晴れ。19℃~29℃、44%。夏日に戻り少し涼しい。6100歩。外から覗いたら居酒屋が超密だったでげす。

 

 生まれるとは:

 禅問答で「父母未生以前に於ける本来の面目如何」というのがあります。つまり両親が生まれる前の本来の自分というものはあるのか?という問いかけです。公案は一般に答えのない問いですが、それぞれの宗教観によっても異なった解釈になります。

 輪廻転生を信じるならその途中の何かであるといえるし、万物に仏性があると信じれば仏様であるともいえます。でわ信仰のない物理主義者ならどー思うのか?DNAの大海に浮かぶ泡沫である、とか考えるのかな?

 父と母さえ生まれていないときに、果たして自分なんかあるのか?なにもないんじゃないのか?と考えれば、いたずらに自己に執着しなくなるかも知れません。即ち、状況としては、自分が死んだ後と同じく生まれる前も「無」なのであって、生まれるとは無から生が生じる瞬間(受精時?)であり、その生は死によって元の無に還るだけであると。それは真空から粒子と反粒子が生まれ、粒子と反粒子がぶつかると、また元の真空に戻るアナロジー

 生まれる前の事はなーんも覚えてないのだから、死んだ後のこともまったくわっかりませーん。という対称性もあるな。それで何か不都合なことがあるか?と自問すれば、実はなんも不都合がないんであーる。生は無から生じまた無に還る。う~ん。シンプル過ぎるところが、ちと物足りない。ザンネン

 

 コロナ自粛による外出・移動・イベント・集会の減少で出会いも少なくなり、婚姻数が激減するだろう、との記事を読んで、統計と個人の死生について考えてみた。当然出生数も落ちるから、少子化が加速されることは間違いあっりませーん。それに若年層の失業も増えるし、非正規も増えて、ますます結婚が遠ざかると。でも、日本のように正しい(ってなんや?)家族観を押し付けず、フランスのようにシングルマザーを手厚く支援すれば、婚姻が少子化に結び付くということは無いんですぅ。少子化にもイロエロな要因が複雑にからまってますから、何ごともシンプルにとらえると間違えるかも?ゾワゾワ