11月17日(木)金盞香。あなたはどーしてこの世界に存在しているのか?無限の深淵。

 天高い晴れ、午後から曇り。14.6℃~18.8℃、40%。4700歩。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は9755人で前週より22%の増加、重症者は56人、死亡9人でした。

 

 後先の分からない事物とは:

 有名なのは卵が先かニワトリが先か?つうやつですね。卵がニワトリになり、ニワトリが卵を産み、その卵がまたニワトリになる、と再帰的に循環しまふ。言語を言語で説明でけるんか?なんてのもこれに似ています。その言葉について話すためには、言葉を話さなければならない、とか自己循環しまふ。

 なんで自分はこんなことを考えているのだろう?と考える。にも似てますね。こりは思考循環と申しまふ。でもこれはただグルグル回っているだけで、矛盾は来たしません。この循環の中に「否定」が入ると矛盾が生じるんだすぅ。「わたしは嘘を言わない」とわたしが言った、とか。嘘を言う、嘘を言わない、が「わたし」を介して循環します。

 とかクーダラ無いことを考えていたら、自分の起源の深淵に飲み込まれてしもたですよ。例えば今から約35億年前に最初の生命が誕生してから、自分に至るまでの連綿としたつながりが、どこかで風に吹かれて途切れたら、自分はいないわけです。父母が出会わなかったどころか、何億と言う精子の中の自分が途中で疲れちゃったりしたら、もう今の自分はいません。これが35億年間続いて今ここに自分が居る確率なんて無限小ですよね。そもそも確率なんて意味をなさないくらいの無限小です。

 卵が先か成体が先か?なんて循環よりも、そもそも自分の存在が限りなく無限小化してしまいますぅ。物凄い偶然の産物で、存在自体にまったく意味を見出せない。ということで、人は絶対者(神?)に頼らざるを得ないんすね。ザンネン