4月13日(木)下弦。黄砂とJアラート。

 どんよりしたかすみ晴れ。10.6℃~21.3℃、16%。乾燥注意報!南風やや強し。

 黄砂が来ているらすいのだ。 霞か雲か はた黄砂 いざやいざや 見に行かぬ

 

 モータリティ・サリエンスとは:

 こりは「死の顕著性効果」とでも訳すのかな?ありていにいふと、死のリスクを大きく取り上げることで、社会不安感を醸成し、これが保守化を助長する傾向を言う。

 本日早朝のJアラート発出などが、まさにこれに該当すると思われます。元来超音速のミサイル攻撃には「空襲警報」などは全く無用の長物で、音も聞こえないうちに(音より早く超高速で)やってくるのですから、ミサイル打ち上げ情報の後、30分後にはとっくに上空を通り過ぎて宇宙空間に達してますよ。

 つーことはミサイル専門家なら(いや軍事オタクの素人でも)みんな知ってることだすぅ。ではなぜ無駄なJアラートなど発出して人々を不安におとしいれるのか?そりは前記した「死の顕著性効果」以外にあーりまへん。かな?こりは安倍政権下で多用された手法で、支持率が落ちてくるとJアラートでこれをかさ上げしました。岸田さんはそれをそのまんま引き継いでいるんすね。タハハハ・・・現に内閣支持率が上がってますね。

 この効果は何しろ人間の本質に根差していますから、知らない人は必ず不安に駆られて保守化します。そして必ず保守政党の支持率が上がります。ゆえに数人の読者しかいない本ブログでもこりを取り上げて、一人でも知ってくれればいいないいなと願いあげ奉り候。

 ついでに先の世界大戦での有名な事例の一つを、挙げておきませう:

 「もちろん、一般市民は戦争を望んでいない。貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義独裁制だろうと、常に簡単なことだ。国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。とても単純だ。自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。この方法はどの国でも同じように通用するものだ。」(ナチスドイツのゲーリング元帥)

 

 ここで注意を要することは、実際に外国から攻撃されかけているのか、嘘の脅しなのかを判別できるのか?ということです。これは事実を正確に国民に開示しているのか否かを判別することと同値です。即ち普段から国民に嘘ばっかしついている政府は、上記のような手法を取りやすいと言へるだす。ズッシーン