4月8日(土)花祭り。かっふんとは。

 概ね曇り、午前中時々晴れ間、午後から時どき雨一時強し。13.9℃~21.1℃、61%。3300歩。買い物に行った一瞬でドバっと降られたどっと。チッグッショー! ヒノキ花粉やや多し。

 

 花粉公害に本腰を入れてほすいのだ:

 花粉対策を強化しようとの岸田首相の思い付きには心から賛同する。いつも思い付きばっかしだが長続きしたためしがない。でも花粉症と言うのんは四日市の煤煙公害を凌ぐものがあるんだすぅ。花粉を公害とする認識が政府に今まで無かったのは、まことに残念である。だが気が付いたら過去の咎は不問に付そう。それが前向きな考え方と言ふもんだ。

 そもそも戦中の「産めよ増やせよ」の考え方が、戦後になって「植えよ増やせよ」になっただけで、国民を一億総動員する考え方は変わりまへん。緑の羽根募金などをして、戦時中に薪を作るため森林が切り倒され、はげ山になったのを復元したいが為なんすね。

 その内に海外の安い木材が入ってくると、国内産の需要が少なくなり林業も衰えて森の世話をする人も少なくなるという悪循環。それで放置された樹林からは、毎年あくどい花粉公害が国中に放散されても、そのまんまひがしと言ふのんが現状の惨状だす。こりもひとえに失敗を認めない政府、官僚、国民性の結果なんですね。ザンネン

 おまけにカネぼけした社会では、花粉症対策でも経済効果はある!つうんでイロエロな薬品や対策ツールが市場を賑わせましただ。いわゆるひとつの花粉症業界が形成されたわけです。こーなると票が欲しい利権与党はもう手を出せません。つーことで国民の3割が掛かっている公害病でも、なーんの手も打ちませんでした。

 という状況を鑑みるに、岸田氏の決断は例え思い付きとは言え大歓迎なんだすぅ。そこんとこヨロピコ♪

 

 追記:ちなみにブタクサやイネ科の花粉も花粉症を引き起こしますが、これらはあんまし遠くまで飛ばないので、近寄らなければOK。樹木花粉はヒジョーに遠くまで飛ぶんで、公害化するんすね。どもども。