1月10日(火)十日えびす。漂白された社会の特徴とは。

 白っぽい快晴!5.0℃~9.9℃、25%。2900歩。乾燥、気温は10℃に届かず。北西風強く体感温度は極めて低し。正月飾りを外して、近所の神社でお焚き上げしてもろた。

 

 禁止とは:

 こりは厳しく自由を阻害するものだす。現代社会ではイロエロなことが禁止の憂き目に遭いました。権力者は禁止によって権力を自覚することがでけまふ。古くは「生類憐みの令」でお犬様を粗末に扱うことが禁止されますた。近代に入ると米国の「禁酒法」なんかが有名ですね。

 物事の悪い面ばっかし見つめると、つい禁止したくなりまふ。アルコール飲んで脳がマヒすると乱暴になるから禁止しようよ!とかタバコの煙は吸ってる人以外にも害だから屋外でも禁止しようよ!とか際限があーりまへん。アルコールは精神を脱抑制させて気分が良くなり話が弾むとかいう人間関係に良い面は阻却されまふ。タバコだって個人の気分をスッキリさせる効果くらいはあるでしょう。

 禁止というのはどんどエスカレートするんですね。そして禁止する方は人をコントロールする快感に酔いしれます。頼まれもしないのにマスク警察とか自粛警察などが出てきて、「ピッピー!禁止だ、禁止だ!おらだちの正義が見えんのかー!」と叫びまくりました。こりはまさに統制国家のふいんきだすぅ。ザンネン

 イスラム圏では「女性の裸頭は禁止じゃ、禁止じゃ!」とスカーフしない女性を捕まえて頃してしまい揉めてまふ。独裁国家は「国の批判は禁止じゃ、禁止じゃ!国家反逆罪じゃー!」とか叫んで、ジャーナリストが姿を消したりしまふ。細かい所作でも、あらゆるマナーが厳しくなり自由な振る舞いが禁止されてまふ。

 本当に禁止すべきは盗んだり乱暴を働いたり頃したりする、他者の権利を根底から侵害する行為だけであって、なんでもかんでも禁止していると、そのような真の侵害が埋もれてしまうんすよ。極めて素敵に注意が肝要ですぅ。かな?