11月13日(日)歳末助け合い運動にインスパイアされて。

 概ね曇り、午前中晴れ間、午後からぽつぽつ、夕方から雨。13.0℃~24.1℃、52%。4000歩。南の風強し!

 今日から大相撲が始まりました。横綱は不在だが大関陣にがむばってほすいのだ♪

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は6922人で前週より11%の増加、重症者は50人、死亡4人でした。

 

 

 進化論も進化するとは:

 昔の進化論は弱肉強食、適者生存の生存競争を主要原理にして、極端には優生論などの曲解もありました。今もその残滓が時折頭をもたげて、役に立たない者は生きている価値がないなどと言って時折事件を起こします。

 科学的手法で精密正確な観測が可能になると生物界の見方も一変します。進化の過程で獲得したのは闘争よりも、むしろ助け合いの共生ではないのんか?と言う事例がたくさん出てきますたよっと。いわゆる相利共生ですね。

 厳しい環境下で叩き合って自滅するよりも、助け合って双方が生き延びる機会を増やした方が有利ではないか?というごく常識的な見解が裏付けられつつありまふ。特に多様化して地表のあらゆる場所に進出している植物にこの傾向が顕著に見られるとか。

 植物の80%は根に菌類(キノコ)を持っていてお互いに栄養をやり取りして共生してまふ♪菌類は地中の窒素やリン酸を効率よく植物に供給し、植物は光合成された炭水化物を菌類に供給します。そしてこの菌類は地中に網の目のように蔓延って植物間の助け合いにも貢献してるんだと。

 例えば広葉樹と針葉樹の助け合いがありまふ。夏に葉を茂らせて光合成が盛んな広葉樹は葉が細くて効率が悪い針葉樹に根の菌類のネットワークを介して栄養を送ります。逆に冬には葉を落として丸裸になった広葉樹に、針葉樹から菌類ネットワークを介して栄養が送られます。このようにお互いに助け合いながら四季を乗り切って行くんですね。

 ですから針葉樹だけを植樹した人工林はひ弱になって、颱風なんかですぐに倒れてしまいまふ。お互いに助け合うためにも、多様性がたいせつなんすねぇ♪栽培植物には多様性がありませんから、自然のものに比べてひ弱になります。だから大量の農薬でどうにか生き延びてるんすが、長期的に見て環境汚染の元になるでしょう。

 人類はどーなのかな?お互いに頃し合ってるようでは、絶滅も近いのかな?闘争よりも助け合い♪このことが本当に分かっていれば、徒に覇権争いなんてしないでしょうに、なんてバカな生物なんでしょうね、人間てやつは。ハア~、ザンネン