11月5日(土)都内の自然散策。

 概ね曇り、午後少し晴れ間。11.7℃~17.3℃、40%。15100歩。上に着ないとちょっと寒い。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は7967人で前週より93%の増加、重症者は42人、死亡1人でした。うーむ。ドカンと増えたが、死亡は減ってる。

 

 都内の自然を求めて:

 秋風に誘われて小石川植物園に行って見た。ここは1684年に幕府の御薬草園として創建され、1722年には幕府の診療所たる養生所も併設された由緒ある植物園なんだすぅ♪

 小石川(千川?)の崖線ぞいに丘と低湿地を併せ持つ変化に富んだ地形で、世界中からイロエロな珍すい植物が移植されちょりもす。そして現在では国指定名勝・史跡にもなってます。史跡としてはサツマイモの試作と頒布を行って飢饉を救った甘藷先生の記念碑と養生所跡がありまふ。

 約5万坪の敷地には温室や薬草園、約500種の植物の分類体系を生きた植物により理解できる分類標本園もありまふ。こりは生きた植物図鑑とも言へるだしょう。

 正門を入るとすぐに由緒あるソテツと、白い穂の大きなパンパスグラスが見えてきます。急な坂を上るとシダ園や公開温室が見えてきます。そのすぐ脇にニュートンの林檎の木とメンデルの葡萄の木があります。こりも原木から移植した非常に由緒あるものですぅ♪

 イロハモミジの並木はまだ少し時期が早かったですが、11月後半になると鮮やかな紅葉のトンネルになるとか。そこから奥に進むと巨木の林がありまふ。街路樹と同じ種類が多いですが、自然に伸び伸びと育てると100年以上たって驚くほどの枝ぶりと幹の太さになって圧倒されます。イチョウ、ボダイジュ、クスノキ、スズカケ、ユリノキ、トチなどが全てもわもわと四方八方に枝を伸ばして、天を突くような巨木になりますた。

 突き当りにはカリン林があって、カリンの実が鈴なりに生ってます♪地面にもたくさん落ちているので少し拾ってきました。部屋に置いておくと、とても良い香りがします。たくさん拾えばカリン酒にもできるかな?でも気を付けないと上からでっかい実が落ちてきてタンコブがでけるかも?ヒヤヒヤ

 そこから南側の崖線を下ると日本庭園に出ます。ツツジや松、梅林を配しています、ハナショウブ園もありますが、今は季節ではありません。その代りハギ園が満開でした。低地湿地を入り口に向かって進むと、気根で呼吸するラクウショウや生きてる化石のメタセコイア林などめずらすい巨木がありまふ。グルっと反時計回りに一周して約1時間半の行程でした。緑が深いので、ここには100種近い野鳥が訪れるですよ♪

 門を出て、すぐ近くの白山浴場で汗を流す。森鴎外ゆかりのイベントをやっていて、スタンプラリーでバスタオルが貰えるとか。残りのスタンプも集めて見ようかな?ともあれとても勉強になり、リラックスした自然探訪の旅ですたあああ♪どもども。