8月30日(火)迷信を信じるとは何か?

 曇りがちな天候、午後遅くに少雨。20.2℃~26.2℃、73%。6400歩。すずすいが湿気あり。沖縄方面ではでっかい台風が発生した模様。今頃の台風は迷走するから要注意!

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は14219人で前週より35%の減少、重症者は129人、死亡26人でした。

 

 今日は大安です:

 昨日は仏滅でした。日本人は仏滅に祝い事を滅多にしません。13日の金曜日が縁起が悪いのは西洋の風習です。イスラムは豚を食わないし、犬を嫌います。でも猫は可愛がります。原住民は呪術師がおまじないをしないと生きていけません。このように確たる理由が無いのに不吉とか幸運を決めるのはたいてい伝承の類です。でも伝承を検証することはできません。

 伝承を信じる者は救われる、あるいは巣食われるなんすね。進化途上の人類は、まだ完全に理性的にはなれません。どこか不合理なところが残っています。不安や恐怖などの心理的不具合を解消するにはおまじないが必要なんすね。理由は無いが、やらないとなんか不安になるのは、ルーチーンで解消します。厳しい勝負の世界や浮沈の激しい芸能界ではルーチーンや占いが流行ります。心の安定を理由のないことに求めます。

 教祖とか思想の指導者とか権威のある人が言うことは理由が無くても有り難がります。これが人類の宿痾です。カルトが大衆を騙したり支配したりする手口も、人類のこの宿痾を利用します。人々を安心に導くべき宗教が、悪魔と手を結び逆に恐怖をあおって人心操作に利用します。そして一度でも人を操る快感に酔いしれると、それは麻薬のように離れられなくなるのですね。

 このようにして世界各地にカルトの種が尽きないんです。でもこれは人類たる証でもあるんですね。アッチャー