8月23日(火)処暑(残暑だが朝夕は秋の気配)。音楽の美しさとは。

 曇りときどき晴れ間。24.7℃~33.5℃、68%。3500歩。真夏日に復帰。南風やや強し。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は21770人で前週より7.4%の減少、重症者は143人、死亡25人でした。

 

 音楽の夕べ:

 久しぶりにコンサートに行った。川畠成道さんと須関裕子さんのバイオリンとピアノの饗宴です。今日のプログラムは美しい旋律に焦点を合わせた選曲でした。エルガーの「愛の挨拶」、マスネの「タイスの瞑想曲」美しい色を感じさせる崇高な美しさにふれた後、おなじみブラームスの力強さと奔放さを感じさせる「ハンガリアン舞曲」を高度なテクニックで演奏したあと、今日のメーンイベントであるクライスラーの「愛の悲しみ」、「愛の喜び」、「ウィーン奇想曲」の3曲を立て続けに演奏す。メロディーの美しさと共にウィーンの洗練された雰囲気を感じさせます。途中で涙があふれて来たかも。美しく、華やかで、しかも繊細で控えめな曲想♪

 で、最後は定番のグノーの「アヴェ・マリア」とモンティの「チャルダッシュ」で締めると。これもとても美しい曲です。特に後者はハンガリー民族音楽で哀愁と逞しさと躍動するリズムを感じさせます。川畠さんの超絶技巧が行かされる選曲です。うーん、美しい調べに酔っている内に最後になってしまいました。でもこのあと美しい曲を3曲もアンコールしてくれたので更に満足♪

 やはし音楽というのは生きるのに必須なんですね。干からびた心に慈雨が染み込むごとく、リフレッシュされました。ライブは双方向の感激があるからやめられませんねぇ♪

 音の美しさと絵画の美しさは果たして同質なのか?それぞれ異なっているが芯のところでは通底しているような気がする。例えば言語は発話と書字で表現されるように。でも担うクオリアは共通しておりまふ。ジャンジャン