7月8日(水)梅雨の憂さを吹き飛ばす、音楽の夕べ

 持ちこたえられずに、午後から雨。20℃〜26℃、72%。
 
 7月に入ってから記録的な日照不足らしい。そー言へば、このところ、ほとんどお日様を拝んでいないなぁ。また野菜が高騰する悪寒!ショボーン






 生はイイなぁ:演奏会

 招待券を戴いたので、六本木のサントリーホールまで出向く。どーせ天井に近い席だろうと余り期待していなかったが、なんと第一バイオリンのすぐ前のかぶりつき。指揮者の息まで聞こえます。演奏はスロバキア・フィルと宮崎陽江さん、指揮はスワロフスキーさんですぅ。民族性豊かな色彩感と力強い演奏で近年中欧でのしてきたフィルですねん。曲目はチャイコフスキー交響曲5番ホ短調Op.64番。これは重厚でしかも第2楽章の管楽器が美しい。第4楽章へとどんどん盛り上がって、曲を結んでゆく。フィナーレはちと盛り上げ杉じゃないかと思うほど興奮しますたぁ♪フィルの所在地はスロバキアの首都ブラティスラヴァでウィーン、プラハワルシャワザグレブなどに囲まれた欧州音楽の中心地。楽団員はベートーヴェンみたいなカニのような顔が多いですぅ。やはし演歌は日本、クラシックは中欧ですねィ♪

 そして宮崎陽江さんの、チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35も、これまた絶品でしたぁ♪もともとニ調ってのはヴァイオリンに合ってるつうんで主要協奏曲は殆どニ調で書かれてまふ。すかすこのチャイコフスキーのは、あまりにも曲想にスラブ色が強かったんで、初演時にウィーンの大御所からは「野蛮でウオッカの臭いがする」と酷評されてしまったという、名曲の定番の経緯を辿ったんだすぅ。ぼくは学生の頃、初めてアンプを自作して聞いたのがハイフェッツが演奏するこの曲です。擦り切れるほど聞きました。つう青春の思い出も交差して、滂沱滂沱。でも生の宮崎陽江さんの演奏の方が百倍感動したような希ガスるこの夕べ♪はやし情感は直接耳から入りますねィ。言葉はうざいっ!どもども。