7月9日(木)小暑、温風至を過ぎてから、少々お寒いようで。

 終日弱雨しとしと。19℃〜20℃、92%。




 

 SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化。

 って、手口はイロエロとありまふが、ググった時の上位に自社が現れるようにすること。(時には嫌がらせをするため、ある個人の悪評が上位に来るように細工することも含む。)ネットが無かったころは、電話帳の上位に自社が来るように「あ」から始まる社名が多用された時期もありました。そもそもマーケティングってのは、その本質がせこいのだっ!ああ無情。ショボーン





 「抱く女」とは:

 上記刊行記念イベントで、代々木方面に進出す。桐野夏生さんとたっつんさんが出演。小説は1972年当時の乾いた救いのない時代の中で、20歳の女学生を狂おしく描いた青春小説とか。「今に通じる話なので是非読んでくらはい♪」ですと。

 たつるくんによると、あの時代は自己否定が主流で、「俺は命かけてやっているんだが、お前は軟弱のプチブルじゃないかっ!」つうのが最強の言説。自己破壊が他者破壊に簡単に転化して「あさま山荘事件」へとつながると。村上春樹も書いているように、空気がビンビンと張りつめた刺々しい時代だったと。一方、世界では、ベトナム北爆、テルアビブ乱射事件、日航ハイジャック事件など、今日までつながる「無差別爆撃と無差別テロ」と混迷のはじまりの時代でした。

 正義のイズムで塗り固めた男は、邪悪なマグマをため込みやすく、ある日それが爆発し攻撃性に転じる。女性は日常的にその邪悪さを小出しにするから、攻撃性が抑えられる、つうのがたっくんの男女理論。ハレハレ  アメリカのしぶとさも、映画・芸術などで自国の邪悪さを露出するからではないだろうか?これが文化的復元力になっていると。

 そして、得意の「攘夷で政治意識が高まる論」を披露する。1.幕末の攘夷論で旧体制をぶっ壊し、一気に維新へ。2.70年後、米英攘夷論で自滅し、一気に戦後民主主義へ、3.更に70年後、反中反米の歪んだ攘夷論で、立憲主義戦後民主主義を一気に破壊へ!

 今の官僚愚鈍化は無意識の自己破壊だっ!故意にバカになっているのではアルマイト。ぐどんと氏は最強最凶の手段なんですぅ。だとだとだと!


 小賢しくも席料を取っておきながら、今日のイベントは録画、録音はご遠慮願います。ツイッターでの配信も禁止しますだとおおおおおお!客に対して何たる無礼!!!とは申せ、私的な内容はイロエロとあったけど、そこだけは排除して、斯くエントリに上げるなーり。どもども。






 そうそう、久しぶりに「代々木ヴィレッジ」に立ち寄ってみた。前回はかなーり萎びた印象だったですが、また再生されて珍植物の密林状態♪ディレッタントには垂涎のプレースになっとりもすなぁ。ビアガーデンも満杯ですぅ♪