7月7日(火)小暑・七夕 にチト小難しい話です。

 弱雨降ったり止んだり。19℃〜24℃、80%。夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)、隠す逢瀬の洒涙雨(さいるいう)。短冊の願い:「大きくなったらダンサーになりたい♪」だってよー!時代は移る平成の世。

 





 言葉はつなぐ:宮田さん(周防大島の農業者)→森田真生さん(独立研究者)→鷲田清一さん(臨床哲学者)

 『命に近い仕事ほどお金が動かない』



典拠:
 ・折々のことば:96 鷲田清一 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11844990.html
「 命に近い仕事ほどお金が動かない(周防〈すおう〉大島の農業者)
 調理、排泄物処理、子育て、介護、看病、看取り、防災。これら命に関わることがらを、民衆は自分たちで担ってきた。少なくともその能力を次世代にしかと伝えてきた。現代、人びとはそれらを、税金と料金を支払って、行政と企業に委託する。そのことで命に関わる仕事を自らの手で行う力を失ってゆく。独立研究者・森田真生の今年3月10日のツイッターから。」

 ・3月10日ツイート: 森田真生@orionis23   https://twitter.com/orionis23/status/575289882190344192
「 昨日大島で宮田さんにいただいたネギがとっても美味しかった。味に奥行きがある。命の奥深くまで染み込む味だ。宮田さんの「命に近い仕事ほどお金が動かない」という言葉を思い出す。」




 つうことで8年前のエントリを思い出したっ:

 ・虚(イマジナル)が世界を席巻中 (玉虫) http://d.hatena.ne.jp/tamamusi/20071124

 実体経済のなんと3倍から4倍の金融経済が世界を席巻しておると。虚の世界に近づくほど、お金つうのは動くものなのか?ショボーン  でもお金が回らないと経済も回らない。これが貨幣経済だすぅ。カネ回りのイイ奴は経済界の英雄なのか?ああ無情!金が回れば皆ハッピーならばギリシャにもどんどんお金を貸しましょう!ってな珍説を聞いたが、これも一理あり!

 何故なら緊縮ばっかししてては、一時的に出費は減るが、経済は成長しません。税金上げて給料下げて雇用も少なくなると、お金は回りません。すると中期的に見れば、借金返済はますます滞ると。ここが金貸し屋と経済人の発想の違い。でも、どこの国でもこのジレンマに悩んでるんだから、一般的な正解ってのは多分ないんでしょうね。個別に悶え苦しむしかねーんですぅ。ジャン