8月4日(木)土用二の丑。すずすいとうるさい。

 曇り時々雷雨。29.7℃~24.1℃、72%。4600歩。上空の寒気団により不安定な天候。昼間は終日25℃前後と気温低いが湿度高し。東北、北陸で集中豪雨。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は35339人で前週より12.5%の減少、重症者は130人、死亡15人でした。

 

 すずすい:今日は旧七夕です。

 今年は9月まで暑さが続くという予報もありますが、今日は昨日から一転して涼しい気候でした。でも上空の寒気と下界の暖気が喧嘩して方々で集中豪雨が発生しますただ。来週はもう秋が立ちます。

 ・吹く風の 涼しくもあるか おのづから 山の蝉鳴きて 秋は来にけり(実朝)

 この蝉はヒグラシかな?ツクツクボウシかな?

 ・閑さや 岩にしみいる 蝉の声(芭蕉

 この蝉は何だろう?今日豪雨のあった山形の、立石寺(山寺)で詠んだ句だという。現地に調査に行った人がいる。アブラゼミかと思たらニーニーゼミが方々で鳴いていたとか。でも蝉の鳴き声が静かの象徴とは欧米人にはない感性ですね。騒音の中に沈黙を聞く。蛙の合唱の中、渋谷の街のざわめきの中に閑さを感じる日本人の感性は、却って本当に音のない世界では落ち着かないのかも。

 (玄関のすぐ前で蝉がコロっとひっくり返っているのを目撃して)

 

 そうそう『うるさい日本の私』を書いた義道先生は、虫や蛙の声をどー感じているのか?聞いてみたいな。ちなみに「うるさい」は日本と私の両方に掛かるという説が有力です。