6月3日(金)旧端午。地球だって複雑系です。

 概ね曇り、ときどき晴れ、ときどき驟雨。18.1℃~27.2℃、58%。6700歩。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は2111人で前週より20%の減少、重症者数は15人、死亡4人でした。

 

 健康状況:

 腰は直立していればそんなに痛くなくなったが、屈むと痛いから立っても座っても背筋をピンとして、謹厳実直な態度を取らざるを得ません。これはこれで苦しいものですね。やっぱしグニャっとしてる方が楽です。

 

 Q-CON状況:

 オンラインで量子コンピュータの状況を聴取する。アニーリング(焼きなまし)方式が結構実用化に近づいていて、イロエロな組み合わせ最適化問題に力を発揮しそうです。解が統計的なものだから少しくらい間違えてもいいし、解の候補を順位付けして、いくつか提示します。あとはそれを実施する人間側に投げられるんだと。ふむふむ、ハイブリッドですね?

 

 かねて疑問だったことを少し調べてみた:地球寒冷化問題。

 地球温暖化あるいは寒冷化の殆どの原因は、太陽からの輻射熱入力と地球での反射出力および地球からの輻射出力との入り繰りにあります。CO2などの温室効果ガスは地球からの輻射出力を抑える効果があります。

 ここで一番大きいのが太陽からの輻射入力で、次がこれを反射して外へ逃す出力です。地球からの輻射出力はそんなに大きくありません。ですから時々何かのはずみで白い雲が増えると反射が大きくなり地球は寒冷化します。

 では火山の大噴火のばやいはどーか?粉塵が地球を覆うと地上まで太陽が届かなくなって地上は冷えるでしょう。でも粉塵は黒っぽいから大気圏上層部では太陽輻射を吸収して温度が上がります。粉塵は1~3週間で収まりますから、この影響ではトータルで温暖化します。

 しかしっ、火山噴火ではSO2(酸化硫黄)の粒子が上層に滞留し、これが芯となり白っぽい硫酸雲を形成し、これが太陽輻射を反射して地球外に追い出します。これが実は地球の寒冷化を齎します。そしてこれがけっこう長く1~2年滞留するんですぅ。ですから火山の大噴火で飢饉なんかが発生しますが、そんなに長い期間ではありません。

 ここで一つの疑問が湧きます。恐竜たちの大絶滅は巨大隕石の地球への衝突で粉塵が舞い上がり、それが太陽を遮って地球が寒冷化したためだ、とゆわれちょりもす。でも粉塵はそんなに長く大気中に留まらないし、地球全体としては太陽光を吸収して温暖化する方向に働くから、寒冷化で絶滅したってのは少しおかしくね?

 それで最近は別の説が出てるって噂ですが、その内調べて見ようと欲す。ではでは。