5月14日(土)人間五十年下天の内をくらぶれば、の倍かよ。

 朝のうち雨残るも概ね曇り時々晴れ間。19.6℃~25.6℃、74%。8000歩。夏日なり。

 今日のKOVID状況:都の新規感染者数は3799人で前週に比べて0.3%の減少、重症者数は4人、死亡10人でした。ようやく連休の影響を抜けて前週比が落ち着いてきたのかな?

 

 人生100年時代とは:

 いったい誰の話しだ?との疑問が湧きますが、最近のマスコミ、ネットを賑わす言葉の一つです。要するに若隠居なんかしてられませんよ、70歳過ぎても働いて下さいね!というっ社会の要請なんすね。「医療費も国民保険も足りないから、みなさんしむまで働いて、ピンピンコロリとがむばってちょーだい!」というお国の要請でもあります。

 まさにいわばはっきり申し上げて、途中で病気にでもなったら姥捨て山送りになりそーなふいんきなぜか変換できない?)ですね。現在でも健康寿命と平均寿命との差異が10年くらいあるのですから、介護される老人には生きづらい風潮です。最近の世相を反映して、神社の絵馬には「ピンピンコロリ祈願」なんてのが増えてきたそーです。

 自然界を鑑みるに、動物は大体ピンピンコロリなんすね。長患いの動物なんてほとんど居ませんです。動けなくなった、食べれなった動物はすぐしみます。昆虫なんかもそーですね。アリンコなんかも、直前まで元気で活動してたのが寿命が来ると本当にコロリと逝っちまうんですぅ。ではなぜヒトは老いて生殖もできなくて働けなくても生きているのか?

 そりは知識こそがヒトの遺伝子だからです。その遺伝子を後代に伝えるために生物学的には役に立たなくても、知識社会の継続には役に立つんですね。すかす「役に立つ、役に立たない」という次元を超越して、ただ居るだけでみんなが和む社会をヒトが構築したからだという見方もあります。なぜなら未来を予測する能力を備えた人類は、いずれ自分も老人になると分かってしまったんすね。そこんとこが分からずに、今ここだけを楽しんでるキリギリスたちにも、いずれ分かる時期がくるでしょう。

 でも100年ってけっこう長いですよね。半分くらいで飽きちゃう人も大勢いそうですぅ。ジャン